畑爺のときどき野良日記&船長日記

ミニダッシュ村を目指す畑爺の日記

赤貝出荷準備2023

2023-11-30 22:01:44 | 海仕事
2022年初夏、中海で生まれた赤貝(サルボウ)の浮遊幼生を採取するための網を製作、中海に投入し

半年経って大豆粒位になった赤貝の赤ちゃんをゲット


食害を避ける為細いメッシュ袋に入れてさらに大きなメッシュのネットに入れ海中に吊るし育てます。

30~40日毎にネットを回収し大きく育って窮屈になった赤貝を袋から出して分割し再び海中に吊るし育てます。
誕生から約1年、豆粒が飴玉位になって来ました。


丁度食べごろと思ったのかこいつがネット内に侵入



夏の異常なまでの高水温や黒鯛や鵜の攻撃をかいくぐり誕生から1年半



ネットの中の赤貝にはフジツボやナミワガシワなどが付着、コンクリートミキサー改造洗浄機で汚れとフジツボを落とし



さらに、手作業で落ち切れていない付着物を取り除きサイズ別に選別

販売可能な大きさは間もなく出荷

それより小さい貝は再び海に吊るし育て来シーズンの出荷を目指します。

うなぎ放流

2019-11-11 05:45:41 | 海仕事
赤貝と並ぶ、中海の特産品「ウナギ」の放流事業が松江市水産課、中海漁協により行われ、昨年に続きサニー号で漁師仲間の秀爺と共に参加。
放流されるウナギ積込み開始

今年は放流時のウナギの動静調査も行われ、ダイバーも参加、いざ出発

稚魚?15~20センチとの事だったが実際は15~30センチ以上(太さで例えれば、焼き鳥の串くらいから私の親指位まで大小様々)を中海の7カ所に放流

そのうち二ヶ所ではダイバーにより放流したウナギの動向が調査観察された


放流開始時はやや強い東風で乗船者全員、中海シャワー状態だったが本庄水域で最後の放流を終えた頃には、のどかなクルージング日和になっていた。
この日、中海に放たれた2000~2600本のウナギが無事に大きく育ってくれます様、キューピー山に向い祈り、大好きな中海に感謝Good job



ホーランエンヤ渡御祭

2019-05-20 07:22:36 | 海仕事
神輿船を中心に二十数隻の城山稲荷神社船団、それを護衛する5大地の櫂伝馬船団もそれぞれの地区で十数隻の船団を組み、警備船、報道船など総数130隻の大船団が「阿清目船」を先頭に大橋川を中海に向け下り、いったん船団を解除し、次に阿太加夜神社を目指し櫂伝馬船と神輿船を中心とした小船団で意宇川を上る

この度は「一向」地区が担う神輿船の曳き船を仰せつかった愛艇「サニー号」緊張 😓 

城山稲荷神社から陸行列で松江大橋北詰に到着する神輿を待つ5大地の船団

お清めの後ご神霊を載せた神輿到着
  



いよいよ神輿船を櫂伝馬披露場所の中心へ

大海崎、福富、大井、矢田、馬潟の櫂伝馬船が見事な櫂裁きと舞を超まじかで堪能




予定時間を大幅にオーバーした為、大船団編成から先、意宇川に入るまでは写真撮影の余裕など無く友人から頂いた意宇川を曳航するこの一枚がお宝写真

10年に一度のこの壮大な船神事、5大地の各地区の方々はじめ、この祭りに携わられている全ての皆様の大変なご努力と、そこに参加させて頂けた幸運に感謝、26日の還御祭も頑張ります。