畑爺のときどき野良日記&船長日記

ミニダッシュ村を目指す畑爺の日記

自然循環型農業

2012-12-11 06:22:30 | 畑仕事
 雑草も次期の土作りの肥やしとする循環農法 
2009年春、セイタカアワダチ草や野バラ、はぜの木、松の木…等で森の様になった休耕地の開墾からスタートした畑爺の農業 

目指す形はこれだと思い、耕作地の作付け周期と作物の組み合わせを試す中、先輩方のアドバイスを綜合し自分に合ったスタイルにたどり着く事が出来ました。
その中でも先人の知恵海藻肥料は、栄養素のひとつカリと、旨みに大きく作用するミネラルを多く含み、その海藻を獲る事で海の浄化にも役立ち、自然環境再生にも繋がりそうです。


これから旬の冬野菜、大根、春菊、カブ・・・畝間にたっぷりのオゴノリ
海藻肥料の効果が顕著な作物は野菜類、中でも根菜類はその成長が大きく違うように思います。

 


こちらは、収穫終えた柿とフェイジョァにお礼肥え



来春の花芽が出だした牡丹は肥料食いなので(冬に向かう10月と2月の寒肥、花が終わった5月にお礼肥)根元にたっぷりと  


柑橘の木にも収穫と同時に足元に敷き込みました。


畑爺は獲れたてをサラダで頂きます、重曹をまぶして暫く置いたものを水洗いし、茹でると鮮やかなグリーンになります、水氷で締めた後ほんの少しの御酢でオゴノリ本来の赤紫色に戻ります。緑の好きな私は酢を入れずに頂きます。茹で時間は4分が好きです。5分以上だとトロトロになってしまいオゴ独特の歯ごたえが損なわれます。


12月12日は今年最後のオゴノリ漁、天気図とにらめっこ、風は凪いでも寒さはかなり厳しそう