本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。
必要な方のために出典も明示し、あればリンクさえ提示しています。
儒教社会は必然的に偽善者を育てていく。
:P.204 黄文雄「儒禍 中国2000年の呪縛」光文社
「偽善(者)」とは何か、は「本音と建て前」にも関係しそうですね。
「なぜなのか」を問うことなく、見かけ上の人間関係や、面子(メンツ)だけを大切にしていると、「偽善」の度合いがますますたかまってゆき、それにつれて世界中からどんどん軽視されてしまうことでしょう。
その中国が窮地に陥ると「日本孤立論」を唱え始める
のですから、世の中はおもしろいですね。 こういうのを世間では
- からむ
- 逆らう
- あらがう
- くってかかる
- 偽善者ぶる
- 窮鼠猫を噛む
- 自分を有利にするためウソをでっちあげる
などと申します。なおこれらは桁数の順であり、中国人の本質と思われますが、その順序には何の他意もありません。
古代中国には
- 性善説:孟子(もうし:前372-前289)
- 性悪説:荀子(じゅんし:前313-前238)
という人がいたようです。
今でも論議があるでしょうし、どちらか一方でなければならない、というわけでもなさそうです。
ただし宗教などでは、どちらかでなければならないようで、かまびすしく泡をとばしております。
「偽善」ですが
イギリスの為政者が、中国と親密になると「人権問題」を取りあげやすくなるというのですが、外からいくら反論しても蚊帳の外からでは効果がなく、できるだけ蚊帳の中へ入りたいという意味でしょうか。
いち早くAIIB参加を表明したのも、この延長線上にあるのでしょうが、参加したことが、AIIBの透明性にどれだけ貢献したか、となると、今のところまだ何もないようです。やはり「偽善」でしたか。
まあ普通に言えば、イギリスの首相としては
- 偽善者ぶる二枚舌のブラウン
- 金儲けに走るキャメロン
- 2016年7月からのメイはまだ4ヶ月くらいですから、まだその正体をあらわしておりません。
そういえば、キャメロン(首相在位2010年5月-2016年7月)のころに
中国主導のAIIBに参加を表明したはずで、やはり金儲け主義だったのでしょう。
イギリスでは
まず、スコットランドがイギリスに残留するか独立するかどうかの住民投票(2014/09/18)があり、「イギリス残留」を決めたようです。
その2年後、キャメロンの頃に実施した「EUから離脱するかEU残留か」を問う国民投票(2016/06/23)では、「EU離脱が決まった」ようです。
そこでスコットランドでは
「イギリスがEUに所属する」の前提でスコットランドが「イギリスに残留」を投票したのであり、その後イギリス全体が国民投票で「EU離脱」をしたのだとすれば、スコットランドでもう一度住民投票をして、「独立かイギリス残留か」を決めたい
という声があるそうです。
その根拠の一つとして、国民投票で「スコットランド人の多くがEU残留を支持した」としております。
なお最近のニュースでは
イギリス政府が決めた国民投票でイギリスのEU離脱が決まったとしても、イギリス政府がEUへ通告はできず、その前にイギリス議会の承認が必要である、とするイギリス司法の見解があるとのこと。
同じようにイギリスでみられる偽善ですが
メイ政権が、AIIB参加というキャメロンの決定に異を唱えるのは必然的な流れでしょう。法的な仕組みを理解してはおりませんが、AIIBに協力的な姿勢を見せないことで「否定的に動く」のではないか、と考えられます。もし中国に対する疑念がイギリス国会で一般的ならば、たとえ批准していても積極的に前へは進まないことでしょう。
新首相メイとしては、キャメロンが決めた基本方針は守りながらも、徐々に独自色を出すでしょうから、この偽善的なイギリスのAIIB対応には、これからも注目していきたいと思います。
これと比較するのさえはばかりますが
中国共産党は広大な地域を武力制圧しており、絶対に各部族の独立を認めません。独立が分裂を意味するからです。
中国では、これで分るとおり「理念」ではなく「武力」でかろうじて統一を保っているようです。
それどころか、ウイグルを占領するやら、近年ではチベットまで占領しインドと国境あたりでトラブルをかかえていますし、南シナ海で埋め立てたところを、事前には軍事拠点化しないとしながら、陰では「舌を出しながら」軍事拠点化を進めすでに立派な拠点と化しているなど、その領土的野心は絶頂期に達しております。
文字通りの「偽善」ですね。
イギリスの国家の仕組みと中国のそれを単純に比較することはできませんが、それにしても中国共産党の存在そのものが「偽善」なのでしょう。
理性は詭弁でなければせんさく癖になり、道徳は退屈な説教好きか見え透いた偽善に変わり、宗教はばかげた迷信に姿をかえ・・・・:P.153 ユング「心理的類型」世界の名著 続14 中央公論社
フロイトやアドラーやユングには
どうもひっかかるところがある、とする方もいらっしゃるでしょうが、主張することのすべてを否定するわけにもいかず、キリスト教支配下での意志表明だと理解したいのです。
ちょうど江戸幕府という制約内での新井白石の業績と似たところがあるのかも知れません。
つまり「今の判断基準」だけで捕らえると、とんでもない間違いをおかすかもしれないということですね。
上記引用で
- 「理性」は、キリスト教的な詭弁/せんさく癖
- 「道徳」は、キリスト教的な説教/偽善
- そしてキリスト教(などの宗教)は、迷信そのもの
と明解です。
これはキリスト教が矛盾だらけの世界であることを示唆しているようで、まるで中国共産党が支配する今の中国そのもののようです。
24日付の国際紙、インターナショナル・ヘラルド・トリビューンは、オーストラリアのラッド首相が、調査捕鯨をやめなければ日本を国際司法裁判所に提訴すると発言したことを、反捕鯨諸国の偽善性を指摘しながら異例の厳しさで非難したフィリップ・バウリング氏のコラムを掲載した。
氏は、道徳的優位性をにじませたラッド発言の調子が、アジアの近隣諸国に今もくすぶる西欧植民地主義への嫌悪を呼び覚まし、日本よりも豪州のイメージを傷つけるだろうと分析。
豪州の反捕鯨運動を、科学的ではなく感情的な「十字軍」だとし、「日本の捕鯨船を悩ましている豪州、ニュージーランド人活動家らに与えられた英雄的地位にも、それがみられる」との表現でシー・シェパードの活動も切って捨てた。:2010/12/07 21:41:53 産経ニュース
オーストラリアの政治家は、指摘されても理解できる能力を欠いているのでしょうが、オーストラリアには本質を感じ取っている賢人もいる、という証明ですね。
- ホエールウオッチングはオーストラリアにとって観光の目玉なのでそれを日本が南極洋で捕獲して邪魔するのはけしからん。
- イルカやクジラを観光目的で美化し過ぎるのはどうかと思われ、莫大な量の小魚を残虐に捕食していることも、知っておきたいものです。
- オーストラリアでは、カンガルーが増えすぎて困っており、苦肉の策として「撃ち殺したカンガルーの肉を輸出しよう」と考え、「衛生的に問題がある(菌が多すぎる)」と指摘されると、「畜産用の衛生基準を野生動物に適用すべきではない」、という奇妙な論理を展開。
やはりオーストラリアも、カンガルーを年間300万頭撃ち殺しながら反捕鯨を唱えるという「偽善国家」であり、このことをオーストラリア人は知らされていないようです。
オーストラリアは中国と経済的に近いらしく、カンガルー肉を大量中国へ輸出しようとすると反対の声が上がり「私たちオーストラリア人はパンダの肉を食べないので、中国人も(犬の肉は食べてもいいから?)カンガルーの肉を食べないで」とのことで、これには笑いました。私たち日本人は、カンガルーの肉もパンダの肉も、食べないのです(笑)。
とにかく世界中の国で、ごく自然に「伝統文化だ」と称して動物殺害を黙認し、異なる伝統文化に対しては「けしからん」と非難したがるものなんでしょう。
むかし私が若い頃に聞いて驚いた話ですが、血のしたたる牛肉をほおばるアメリカ人が、「目がぎょろりとしているタイの姿焼きを平気で食べる日本人は何とまた野蛮なのか」と言ったようです。
みんな自分たちの「文化・習慣」を前提として、見慣れない習慣を「野蛮」だと決めてしまうものですね。ちゃんと反論するためには、相手よりも「知識」が必要なんでしょう。
それ以外の人たちは菜食主義者でしょうが
その植物・穀物を生産するのに除虫剤を使い、それが虫という生き物を殺してしまうと同時に、それを食べる人間をも蝕んでいて、ひどい場合には農家で障害児が誕生しています。
これに関して、南米で除虫剤を売ったり、ベトナムでまき散らした枯葉剤を生産したアメリカの製薬企業が非難されましたが、企業側はあくまでも「合法的だ」とし、何とも思っていないようです。いいかげんな「法律」だけにたよって悪質な金儲けに走っている企業を、私たちは監視し続けなければならないようです。
イルカやクジラの凶暴性
観光目的で利用するため、あまりにも美化され過ぎていると感じることが多く、ここではその凶暴性について述べたサイトをご紹介します。
別にこれらサイトのすべてに私が賛同しているわけではありません。
それにしても人には多様性が必要なようで、一方からだけの情報で何かを判断してはいけないようです。中国共産党には、この意味が分らないでしょうね(大笑)。
またシーシェパードなる団体についてですが
これまた環境保護を名乗る「偽善者」集団だと思われます。暴力破壊行為は、イスラム過激派のテロと何ら変わりはなく、合法的な手段で主張すべきだと思います。
偽善者は、さらに偽善者を生むという、負の連鎖に至りがちです。つまり
- 麻薬の製造がその地域の経済活性化に役立っているという偽善者がいるから、超法規的にこれを阻止しようとして殺人を繰り返す偽善者大統領が生まれるフィリピン
- 必要悪だとして偽善的に汚職が正当化される社会を放置して、つまりなぜ汚職が発生したという構造的な問題に踏み込むことなく、汚職を活用してその汚職をなくそうとする偽善者国家主席が生まれる中国
いずれも、負の連鎖であり、ブーメランの如く自らに災いがふりかかってくることでしょう。
さてさて、皆様はどう思われますか。