前々大統領が再収監されることになったという。
「懲役17年」の李明博元大統領、きょう東部拘置所へ…再度3坪の独居房へ:中央日報/中央日報日本語版2020.11.02 11:06
どうみても「歪(いびつ)」な韓国法体系。
歪な国が歪な歴史観をもつのは、いわば当然でしょうが、きっと100年後に韓民族は「若かった」と自戒するでしょう。「きっと」ね・・・・。尤もそれまで「韓国」という名前の国が存続すると仮定しての話ですが。
その「歪」さがよく表れたのが
韓国で大統領職を務めた人の不幸な老後(暗殺・逮捕・自殺など)です。
前大統領朴槿恵と前々大統領李明博の二人を刑務所へ収監または収監しようとしているのは、政敵つぶしが夢の左翼文在寅でした(この人もまた大統領を辞した後が危ない)。あと1年5か月後に任期が終わります。左⇔右の政権交代で、逮捕されるのが普通になりましたが、同時に恩赦もあります。逮捕と恩赦の繰り返しで、日本では江戸時代までの「仇討ち」のようです。
親が脱北者で韓国生まれの文在寅としては、なんとかして2008年に自殺した盧武鉉の仇をうちたかったのでしょう。歪さがある文在寅は、並みの左翼主義者ではなく、むごたらしい素人政治家の大統領でした。
文在寅は
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- 悪く言えば「左翼の国粋主義者」
- よく言えば「国家分断の犠牲者」
なんでしょう。
我が家の古代遺跡から「歪」を検索してみました。
ものを考えようとすれば、ある特定の問題に心を寄せなくてはならないが、関心を持つとたちまち心の磁場に歪みが生じる。物があるべきように見えないで、あって欲しいと思う形を取るようになる。:P.29 外山滋比古(1923-2020)「知的創造のヒント」講談社現代新書
日本人に対して言った言葉なんでしょうが
まさに今では韓民族に対して言っているようです。
「物があるべきように見えないで、あって欲しいと思う形を取るようになる。」とは言い得て妙ですが、これが「磁場の歪み」なんでしょう。
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- こうあってほしい
- そうなるべきだ
- 固有の真理だ
といつの間にか事実にしてしまうのが、時制(因果関係)に対応していないハングルを母国語とする韓民族得意の「不可解きわまりない」三段論法(笑)。
北朝鮮では完全に漢字を廃止しましたが、韓国(南朝鮮)も漢字復活の兆しはあるもののまだ廃止状態でしょうか。
他国のことですがその比率は別として「ハングル漢字混じり」が適していると思う昨今です(笑)。
これまでの29年間の間に、アメリカの鉄鋼、自動車、家電の各メーカーが外国の競争相手に完全にうち任され、今度は半導体メーカーが危機にさらされている。コンピュータは、この半導体に大きく依存しているのだから、半導体の次に外国勢力に打ち破られるのは、アメリカのコンピュータ産業だろうか、それもとIBMが国内に占める圧倒的な力が、その運命から業界を救うだろうか。
IBMはみずからをアメリカの競争力の救世主として売り込むのに大わらわだが、実際には、同社はその面で大きなトラブルの源となっている。その国内独体制が、半導体などコンピュータに隣接する各市場の多くを歪んだ形にさせ、弱体化させているからだ。:P.381 ビッグ・ブルー R・T・デラマーター 青木栄一訳 日本経済新聞社
1987年から30年経過して
ようやくアメリカが気付いたことが、中国の世界制覇の夢でした。
IBMがパソコンを中国「レノボ」へ売却した2005年からかも知れません。とすれば20年経過した頃でしょうか。
こちらも(その1 その2)
事実を曲げて、歴史を都合よく書き直すことを歪曲というが、韓国・朝鮮が記す歴史はまさにそれで、独裁権力者が自分の都合に合わせて、故意に改竄(かいざん)しているために、ほとんど信用するに足りない。真実は闇に葬られ、虚偽の蛆(うじ)が湧くようだ。:崔基鎬(チェケイホ)「日韓併合」祥伝社文庫
普通の国家は「虚偽」との闘いですが
韓国ではまだ「闘い」には至っておらず、平気で虚偽を続けております。
それまでの軍国主義がいびつ過ぎて、真の民主化、「27年」では無理なんでしょうね。
ちなみに「27年」とは、軍政を離れ、金泳三(1927-2015 大統領在位1993-1998)が民政化したとして2020年で27年、という意味でした。まだ27年なのですね。この27年間に、いかに韓国が増長したか・・・・
わたしも、工業地帯を訪れたとき泊ったホテルのポーターと、興味深い会話をしたことがある。彼は、わたしがラサを出発するときの写真を見、チベット人がわたしの中国訪問を非常に歓迎しているのを知りとても嬉しかったといった。
事実はまったく逆だといったら、彼はびっくりし、「でも、新聞ではそういっていますよ」という。
それは事実を歪めた報道であり、本当は、国民のほとんどは嘆き悲しんでいたのだというわたしの返事に、わが友人は驚き、ショックを隠せなかった。
わたしのほうも、物事がどれほど新聞で歪められているのかをそのとき初めて知ったのである。まるで嘘をつくのは為政者の生れつきなのかと思われた。:ダライ・ラマ「ダライ・ラマ自伝」山際素男訳 文春文庫
漢族は
生まれつき「うそつき」で「歪曲する」のかもしれません。それも「自分に利益になるなら平気」でそうするのですから、「自分に利益になるなら平気」のほうが根源的なのかもしれません。
そう中国共産党は弾圧・締め付けの代わりとして、「個人の利益」を優先させたに、違いありません。
①弾圧 → ②個人利益 → ③歪曲
が今回の結論です。
「法的に弾圧すること」が重要な点です。
もちろん
中国の影響が大きかった、というよりも中国の属国時代が長かった韓国も、その例からもれません。少しだけ変形して
①社会的抹殺 → ②対立 → ③歪曲
他人を信用できず対立だけですから、自然な流れとして、歪曲をなんとも思わなくなります。
つまり、弾圧 ≒ 社会的抹殺、個人利益 ≒ 対立、そして「歪曲」に至ります。
その起源は、社会的抹殺でしょうか。「法的に無視すること」などが含まれます。
さてさて、皆様はどう思われますか。