サウジアラビアの外相が述べました。
サウジ政府、レバノンと関わることに意義がないと発言:arabnews 2021/11/15 03:11:03
ヒズボラといえば
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- レバノンの巨大武装集団
- その一部は「テロ」組織
- イスラム教シーア派
- シリアやイランの支援
- 活動範囲はアラブ全体
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という理解ですが、なんとサウジアラビアとレバノン(地中海に面した国)の外交関係は冷え切っているらしい。
サウジ、レバノン大使に退去命令 イエメン介入批判に激怒:時事 2021年10月30日22時34分
レバノンの閣僚が「イエメン内戦をサウジアラビアが後押しするのは無益」などと発言したことに関係し、駐レバノンのサウジアラビア大使を召喚し、駐サウジアラビアのレバノン大使を国外退去処分したらしい。
とにかく中東では同じイスラム教の
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- サウジアラビア(スンナ派)
- イラン(シーア派)
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がまるで別宗教のように扱われ、互いに影響力を拡大し、いがみ合っています。
このあたり、中国国内の経済格差(まるで別国のように扱われるひどさ)と似ていますね。
この荒廃した内戦が一旦終結したころにサウジアラビアからレバノンへ帰国しレバノンの首相を務めたことがあるハリーリーの車列に爆弾テロが仕掛けられ、ハリーリーがなくなりました(2005年)。ハリーリーはサウジアラビアの国籍をもちサウジアラビアの闇を知っていたものと思われますが、真犯人はイランやヒズボラと思われます。
元ニッサンのゴーンは保釈中不法に日本を出国(2019年12月)し、このレバノンへ逃げ込んだのです。
さてさて、皆様はどう思われますか。