ペルー議会、大統領を罷免 汚職疑惑で:日経新聞 2020/11/10 11:45
ペルー大統領の近年の動きですが
1990-2000 フジモリが弾劾され
2000-2001 パニアグア が暫定大統領となり
そのあと2~3代続き
2016-2018 クチンスキ
この人は就任そうそうに議会は罷免否決(2016年)していましたが、2回目の罷免決議前に辞任したとのことです。そして
2018-2020 ビスカラ
先日のニュースです。この人は、9月にも訴追されましたものの否決されていましたが、今回、別件で 2020/11/09 弾劾可決されたようです。
連続ではありませんでしたが
この20年間に3回も弾劾騒ぎがありました。こういうことでは「中南米は不穏」というレッテルをはがすことができません。
ベネズエラもブラジルも、危ないですね。尤も「アメリカも物騒な国」ですが・・・・
米ソの競争(軍事・宇宙・スポーツ)が終わり一安心。
独裁者が「民主化」で倒されたのはよかったのですが、その後それぞれの国で覇権争いがあり、かえって独裁者の弾圧時代がよかったのかもしれないほど内戦に明け暮れています。リビアなどの大混乱とともに、「イラ・イラ戦争(1980年代)」ならぬ「ア・ア戦争(2020年のアルメニアとアゼルバイジャン)」があります。いずれも大国が絡んでくると問題が大きくなります。
この隙間を狙って「総選挙のない中国」がのさばってきました。
先の大統領選(2020/11/03)で敗北したのに法廷闘争を続ける不可解なトランプ。
米国内はいざ知らず、国際的に数々の失政を(韓国文在寅と同じように)繰り返しましたが、中国~朝鮮半島対応はよかったようです。
とりわけ今は、アメリカが中国を徹底的に制裁しているようで、中国に支配されるよりは、米国に支配されるほうが、はるかにマシなんでしょう。
まぁこれも「バイデンかトランプか」という究極の消去法と同じですが・・・・。
さてさて、皆様はどう思われますか。