春めいてきたような…。
「春よ春
街に来ている春よ春」
この言葉が、脳内リフレイン。
与謝野晶子さんだっけ。
GOOGLEで検索し続け
中国語のサイトで、この言葉の断片を見つけ
ああのこうので
「二月の街」という詩だということを思い出しました。
素敵な詩です。
「春よ春、
街に来てゐる春よ春、
横顔さへもなぜ見せぬ
春よ春、
うす衣ぎぬすらもはおらずに
二月の肌を惜をしむのか
早く注せ、
あの大川に紫を、
そこの並木にうすべにを
春よ春、
そなたの肌のぬくもりを
そよかぜとして軒に置け
その手には
きつと蜜みつの香か薔薇の夢
乳のやうなる雨の糸
想ふさへ
よしやそなたの贈り物
そして恋する赤い時
春よ春、
おお横顔をちらと見た
緑の雪が散りかかる」
与謝野晶子「二月の街」
与謝野晶子さんの歌集は持っているんですが
詩は掲載されていない岩波文庫。
さあ、
東より春は来たる。
今日はエアロ40。
いつもとちがうところでやったんで新鮮な気分。
露天風呂もあるし。