Broken Flowers …戯れ言・繰り言・かあるくかるく…

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20191019(日)…第12首「あまつ風くものかよひ路ふきとぢよ乙女のすがたしばしとどめむ」僧正遍昭

2019年10月19日 | 小倉百人一首
午後からは、恒例百人一首を巡る寺社参拝。

今日は、僧正遍昭さん。
百人一首の「あまつ風くものかよひ路ふきとぢよ乙女のすがたしばしとどめむ」と
詠ったお坊さん。


Wikipediaによれば、

仁明天皇の蔵人から、承和12年(845年)の従五位下・左兵衛佐、承和13年(846年)の左近衛少将兼備前介を経て、嘉祥2年(849年)に蔵人頭に任ぜられる。嘉祥3年(850年)正月に従五位上に昇叙されるが、同年3月に寵遇を受けた仁明天皇の崩御により出家する。最終官位は左近衛少将従五位上。

円仁・円珍に師事。花山の元慶寺を建立し、貞観11年(869年)紫野の雲林院の別当を兼ねた。仁和元年(885年)に僧正となり、花山僧正と呼ばれるようになる。『日本三代実録』によれば、この年の12月18日に宮中仁寿殿において、光孝天皇主催による遍昭の70歳の賀が行われていることから、光孝天皇との和歌における師弟関係が推定されている。 京都市山科区北花山中道町に墓がある。


とあったので、元慶寺と雲林院と中道町にある墓に行ってみることにした。


元慶寺は、京都駅から地下鉄東山線に乗って御陵駅下車。
徒歩10~15分。
御陵駅は、天智天皇陵を訪れて以来。
ここからグーグルマップさんのお世話になる。
強めの雨が降っていたので傘と携帯で手が塞がり写真を撮る気になかなかなれない。






元慶寺に到着。
小さめなお寺だったが、御朱印を求めて参拝客がちらちらいらっしゃった。





拝観料は必要ではなく、ゆえにリーフレットなどもなかった。
もしかすると、御朱印と一緒に手渡されていたのかもしれない。



時期が時期だったので
雨上がり、蚊が…。



元慶寺から徒歩5分。
幹線道路から、狭い路をほんの少し入ったところ。





住宅地の中に、僧正遍昭さんのお墓はあった。
桓武天皇の孫?ということで宮内庁で管理しているようだった。







円墳の上に木が育っているのが印象に残った。








さ、次は、雲林院。
地下鉄東山線に乗って二条城前で降りて、そこからバス。
でも、地上に出てみると、激しい雨。
しばらく駅の出入り口付近で雨宿り。
雨が弱まるのを待ってバス停に歩く。
GOOGLEさんの地図は、バス停の案内に弱いんだよね。
四つ角のバス停の場合、どこの角にバス停があるのかよくわからないことがある。
(俺の使い方が悪いのかも)
ちょっと前に行った紫式部のお墓の近くにあるらしい。

バスに乗って、このあたりだろうと思えたところで下車(いい加減)
また強くなってきた雨の中をしばらく歩くとありました、雲林院。
小さなお寺。
特にこれといった感慨もなく、ああ、このお寺を遍昭さんが建てたんだなあと。










説明文を見れば、たいそう大きなお寺だったのだが
大徳寺に吸収され、消えていったらしいようなことが書かれていました。
栄枯盛衰。





ともかく、
今日は、さわやかウォーキングといつもの百人一首めぐりができて大層満足。
ホテルにチェックインしても良い時間。
バスに乗ってホテルにGO。


ホテルに到着。
部屋に入ってみると、ドアの突き当たりの、本来、窓のあるところにトイレがあって
トイレの向こうに、窓がある…
そして、シャワーは写真では見えないが、トイレの左側にあった。
変な作り。
部屋の中にフロントに通じる電話はなく、廊下に設置してるとのこと。
経費節減?

なんだろう…。
このホテルの違和感…馴染めない。w






しばらく部屋で過ごし、
買い物に行こうと1階に降りてみれば
フロントの方が、全員外国の方になっていて、少々びっくり。
コンビニの店員さんが、外国の方ってことは
都会では珍しくなくなってきてるけど
そうか、ホテルでもそういうふうになりつつあるのかな。
人手不足ってヤツなんだろうか。

20191019(土)…古き都を偲ぶ「そうだ、京都、歩こう」

2019年10月19日 | JR東海さわやかウォーキング

今日のウォーキングは「京都駅周辺」。
天気予報は90%雨。
それでも新幹線を利用してウォーカーは集まってくる。

始発の新幹線にしては珍しくほぼ満員。

いつもどおりの朝食。
今日は、朝からお酒がいただけるので、俺はご満悦。




ただ、新幹線がすすむごとに
どんどん満席になっていったので、「朝」から酒を吞むのが憚れる状態に。
朝っぱらから、お茶割り飲んでる爺いって、やっぱり危ないと思うし。オレオレ(^_^;)





京都駅に到着。
いつもどおりに八条東口に進み、地図をもらって歩き出す。

京都駅→東寺→梅小路公園→西本願寺→東本願寺→渉成園→京都駅の短いコースを選んだ。
天気がヤバかったしね。




東寺はいつもどおり。
拝観料を節約し外から五重塔を眺める。
その節約したお金で、観智院を訪ねた。
秋の特別公開ってことだったんで。





宮本武蔵が描いたという鷹の絵と竹の絵を鑑賞。
武蔵は3年間ほどこのお寺に住んでいたとのことだった。



歩き続けて東本願寺に。
ここで国宝の唐門を見ようと思ったが、見事に修理中。残念。
早々に東本願寺を後にして西本願寺へ。





東本願寺も西本願寺も、建物がでかすぎる…。
大味すぎてつまらん。





早々に立ち去り…渉成園に向かおうと思ったのだが
雨がひどくなってきたので、ゴールの京都駅に向かう。(端折った。)




ゴールでバッジとスタンプをもらい、
近鉄のレストラン街で昼飯。



午後は、次のミッションに。