お茶の大和 ティータイム

大地からの贈り物“お茶”で素敵なティータイム

生涯現役

2016年04月14日 | マイライフ

『私が生まれたに、朝鮮戦争開戦。

 小学校入学時頃から、高度経済成長。

 社会人になった頃、経済成長の終焉。

 そして高齢社会の今、世間でいう高齢者の仲間入り。

 友人と、「子供のころ、今の俺たちと同じ歳のおやじさん達は、“じいちゃん”だったよね! 俺達も子供達から見れば“じいちゃん”だよね?」「そうだね!」的な会話をする。

 自分達はまだまだ若いと思っている!?

 「同級生が退職した」と聞くと不思議な思いをする。お茶屋をしていると、退職という言葉を知らない。自分はたぶん、市場が、“お茶屋は、必要ない”と判断するまで現役だろうと思う!?

 自分達の年齢の人たちが、高齢者というレッテルを張られて社会からの引退を求められるのは、もったいないと思えてくる!!』

 

 今朝、ラジオで“パラリンピック”の話をながら的に聞いていたのですが、障害者の方達と、高齢者の方達のことが、自分の頭の中でごっちゃになって、上記のような事を考えてしまいました。

※高齢者の方たちの経験と知恵を、若者の知識を生かして新しいアイデア、イノベーションをおこせませんかね~

お茶の大和


友達とお茶談義

2016年03月16日 | マイライフ

小学校からの幼友達が、店に訪ねて来ました。「夜眠れないことがある」という話からお茶談義になり、昔話に花が咲きました。

3月15日は、大梁山大慈寺〈通常だいじぜんじさん)の祭り

友達: 「幼いころは、寒かったよね! だいじぜんじさんの祭りまでは寒かった」

自分: 「やっぱり、温暖化が進んでるんだろね! 高校を自転車で通っていたけど寒かったなぁという想いがある!?」

自分: 「そういえば、小学校の高学年だったと思うけど、12月になって登校時に毎日霜が降りていたという記憶があるよ。」

友達: 「霜柱がいっぱいあったよね!」

自分: 「今みたいに舗装されていなかったし、農家じゃないけど、麦踏しながら登校していた記憶がある。」

友達: 「焚き火して、焼けた石を懐に入れて登校していたよ!」

自分: 「えぇ、焼けどせんだった!? 自分は相撲をよくしていたよ!栃若時代!!」

友達: 「少し冷めてから懐に入れてたから!!」

 こんな止め処も無い会話を、八十八夜急須で淹れたお茶を何杯も飲みながら延々と続けました。

お茶の大和


梅見月

2016年03月10日 | マイライフ

3月9日は旧暦の●2月1日 “梅見月”というそうですね!?

 9日は確か部分日食だったと思いますがあいにくの雨模様でした。

 天気予報では、また冬型に?とのことでしたが、自分の感覚では日差しが無い分、それほどの冷え込みも無く我慢ができないような寒さにはならないようです。さすがに春半ばの月、仲春・・・!?ですね!!

ホームページの案内 

 “眠りと、「体内時計を科学する」”を、ブログで紹介してきましたがなかなかブログが書けないので、HPのお茶の大和で『本と生活』というページを作りました。興味のある方は、遊びに来てください。

お茶の大和

追伸
 テレビが無い生活をしています。ラジオとパソコンと本が私の私的な生活空間です。ラジオはほとんど乍 的に聞いています。本を読みながら音楽を聞くとか、何かをしながらラジオを聞いています。そんななか、もっと詳しく知りたいと心に留まる番組があると、パソコンで調べたり、図書館から本を借りてきて読んでみたりしています。(図書館は、自分にとってちょっと不便な本棚です。)

 

 


一人暮らし

2016年02月13日 | マイライフ

 最近一人暮らしのお年寄りが多くなったと感じています。お客様の中にも一人暮らしのお年寄りが、多くなりました、圧倒的におばぁちゃんが多いです。また、身近にも87歳になるおばさまがいますが。

 以前、“100歳のおばあちゃんの家庭菜園”を紹介しましたが、他にも元気なおばぁちゃんがおおぜいおられます。その中で チョッと気になるおばぁちゃんがおられます・・・?

 以前は、何事にも積極的で、いろんなことに気遣いされる方でした。その方が、身の回りのことを、少しづつ面倒がられるようになり、介護される方に頼られ、最近急速にお弱りになったというか、大丈夫かな・・・?と、思えるようになりました。

 足が悪くて、配達に行くと、足が痛いことから始まり、色々と愚痴をこぼすおばぁちゃんがいます。でもこのおばぁちゃん、ひといき愚痴をこぼすと「負けて成るものか」と、一人暮らしをエンジョイしていることを報告されます。

 このお二人と、一緒に暮らしている87歳になるおばさまの様子を横から見ていると、からだの機能障害から、何事にも面倒がるようになり、“どうでもいいや”という思いが生まれてくるようですね。このときに頼れる人がいると甘えからか、思考停止、知能低下が進むのではと思います。

 愚痴をこぼしながらも、積極的に前向きな発想を心掛けるおばぁちゃん。機能障害をいかに克服しようかと常に新しいアイデアを話してくれるおばぁちゃん。政治に興味があり、阿倍内閣を良くも悪くも批判されるおばぁちゃん。身近にいて、動きが鈍いのに、なお私の面倒を見ようとするおばさま。
 80歳を超えてなお元気に一人暮らしをエンジョイしているおばぁちゃんたちに刺激を受けている毎日です。

 元気なおばぁちゃんたちを見習って、少し面倒なことを積極的に取り入れるよう心掛けたいですね!!なかなか出来ないけど!?

お茶は急須で! お茶の大和


禍を転じて福と為す

2016年01月09日 | マイライフ

 今朝のラジオで、気仙沼で「タガログ語」での放送番組を製作しているフィリピン女性を紹介していました。ながら的に聞いていたのですが、「震災の際、日本語の出来ない外国人は、“津波”と聞いても“火事”と聞いても意味が分からないで戸惑っただろうということからこの放送を始めた」と聞いたとき、ふと『禍を転じて福と為す』という言葉が脳裏をよぎりました。

 私的な事ですが、年末、世話になっているおばさん(86歳のおばぁちゃん)が、疲れていたためか、お風呂の中で眠ってしまい・・・?大変なことになってしまいました。
 幸い発見が早く病院での処置が適切で、昨日退院できたのですが、反省することが多々ありました。中でも若いときの感覚で、「お風呂で疲れを取る」考えは、体力の無いお年寄りにはとても危険であることを知識ではなく体験として知ることが出来たことはとても意義があったように思います。

 とても元気で退院出来たおばさんを見て、おばさんのためにも、自分自身のためにも、この年末からの経験を生かした生活リズムを構築していかないとと考えています。

 今朝のラジオ番組でのフィリピン女性の話と、この年末からの体験が重なって『禍を転じて福と為す』という言葉が脳裏をよぎったのだと思います。

公的にも、私的にも、良き一年でありますように!!

 お茶の大和


100歳のおばあちゃんの家庭菜園

2015年11月20日 | マイライフ

 天気のいい日、店の前を手押し車を押しながら、ある場所に通っておられる元気なおばあちゃんがおられる。
 ある場所とは、家庭菜園の出来る空き地です。

 そのおばあちゃんが久しぶりに店の中へ入ってこられた。珍しいなと思いながら近づくと、手に葉っぱのついた大根を持っておられる。いつもは一人で通われているのが、今日はお孫さんらしき人が一緒?

 そのお孫さんらしき人が「今日は100歳の誕生日です。」と、挨拶された!!

100歳のおばあちゃんが作られた葉っぱのついた大根!! ありがたく頂戴しました!!

お茶の大和


鍋の季節なのに?

2015年11月07日 | マイライフ

 もう鍋の季節なのに?温かい日々が続いています。今日などは家の中で半そでで過ごせるような陽気です。明日は雨になりそうですが、その後の気温もさほど下がらないようです。

 気象庁の気象予報〈11月7日~12月6日〉を見ると西日本は真っ赤に染まっています。(高い確立60%)過ごしやすい雪見月になりそうです。

 それでも朝晩はそれなりに気温が下がるので、温かいスープも良いなと思い“しいたけ入り美容スープ”を作ってみました。美味しかったです。ただ、別にレシピ通りに作らなくてもいいなと思いました。
 次の日来店されたお客さん〈80代のおばあちゃん)に話したら、「椎茸はなんにでも合うので重宝していますよ」と話されて香茹を買って帰られた。乾しいたけを扱っている私としてはうれしい対話になりました。

しいたけ入り美容スープ

レシピ
薬膳素材がたっぷり入ったヘルシースープ。 しいたけの旨みが決めてです。

【主材料 4人分】
乾椎茸8枚 鶏手羽中8本 しょうが1かけ 結び昆布8本 ねぎ

【作り方】
1.乾椎茸は鍋に入れ、水8カップにつけてもどし、軸を取る。
2.手羽中は骨の間に包丁を入れ。熱湯を回しかけて水で洗い、1の鍋に入れる。
3.2にねぎの青い部分としょうがを加えて強火にかける。煮立ったら火力をやや弱め、アクをすくって藩領になるまでに詰める。
4.ねぎとしょうがを取り出し、軽く洗った昆布と酒大さじ2を加えて約10分煮、塩、こしょう、ごま油各少々で調味する。

感想
 別に、美容を気にするようなタイプではないのですが、そこそこ簡単に調理できるなと思い作って見ました。

 美味しかったけど材料にかだ割らず、冷蔵庫に入っている材料で作れば良いや!!  と・・・!! ただ、美容を考えたらこのレシピは参考になるんでしょうね

参考資料“日本産・原木乾しいたけをすすめる会”レシピ

お茶の大和 店主

 


釜炒り茶とペットボトル

2015年09月29日 | マイライフ

先日 釜炒り茶の問合せがありました。お話を聞いていてチョッと思った事があります。

 問合せの内容は「あんなに美味しい釜炒り茶が、なぜ生産されなくなってきたの?」「煎茶は、味がくどいでしょう」ということでした。はじめは、自分の耳を疑ってしまいました。“聞き間違えたのかな?”と。

  日本の緑茶は、水色が緑色に出るのが良いというイメージからか、上級煎茶の味や香りを良しとするためか、食生活の変化からか、釜炒り茶の生産技術の低下からか?生葉を釜に直接投入して生産する釜炒り茶は、廃れてきています。

 釜炒り茶は蒸して作る煎茶とは全く異なり、鉄の釜で炒ります。生葉の青臭さを飛ばすと同時に、かま香という独特の芳香があります。水色は、煎茶に比べて、少し赤味を帯びた萌黄色(お客様と対面で説明するときは、煎茶に比べて少し“アカデ”します!と、表現しています?)になります。味わいはあっさりとしてくどさがなく、何杯でも飲める。(渋さを感じられる方も多いと思いますが、煎茶の持つくどさは無いと思っています。)

お茶の大和-釜炒り茶

 以前店にお茶を買いに来たお客様が「お茶屋さんの淹れてくれたお茶は美味しいけど、『二杯目はもういいです』と言いたくなる。濃い過ぎるのだと思いますよ」と言われたことがある。
 
そう言われてみると一杯目は美味しいですねと言われたお客さんも、二杯目は、口をつけないで話しをされることが多い。(今は、少し薄めに淹れて出すようにしています。)

 お茶の消費が、ペットボトル中心なって、“手軽さが受ける時代”には、急須でお茶を淹れる行為が受け入れられないのではと思いはじめています。
 最近そのペットボトルのお茶の味や香りが濃ゆくなっているのではと、特に渋みが気になります。

 現代人は、人工的に作られた甘味料等に慣らされて、自然界で供給されていた味や香りに物足りなさを感じているのだろうか?味や香りの刺激を強く求めているのでは?と思ったりもしています。

 糖尿病だ、成人病だと健康意識が高まっている現代、逆に香り音痴や、味音痴が増えているのではと思えてなりません。

 釜炒り茶の問合せを受けて感じたこと

お茶の大和


男の料理

2015年09月06日 | マイライフ

“男子厨房に入らず”で育った私が、ここ一年半程、よほどの事がない限り朝食を作っています。おかげで味噌汁と、ご飯だけはとても上手に作れるようになりました。

 お米は、友人が作っている“あきまさり”を五分づきにして土鍋で炊いています。たまに玄米を炊いたりして楽しんでいます。(朝食は味噌汁とご飯をベースとした“和食”が一番と思い込んでいますので。)

 お茶屋をしていますが、椎茸も扱っています。
  朝食の味噌汁には、“いりこ”と“椎茸”を必ず使います。赤ん坊の時から世話になっているおばさんの骨粗鬆予防と私自身の糖尿病予防のためにも欠かせないと考えています。

 最近“日本産・原木乾しいたけをすすめる会”が、提供している乾椎茸を使ったレシピ集をいただいたので、自分でも出来そうなものを作ってみました。

椎茸とベーコンのスパゲッティ

少し作り過ぎましたが、美味しかったです。

レシピ
乾椎茸はイタリアンメニューにも大活躍。オリーブ油が椎茸の香りとうまみを引き出します。

【主材料 4人分】
乾椎茸8枚 ベーコン60g ミニトマト1パック 玉ねぎ100g ブロッコリー2/3株 スパゲッティ360g

【作り方】
1.乾椎茸はもどして半分のそぎ切りにする。
2.ベーコンは、3cm幅、トマトは、縦半分に、玉ねぎは薄切りにする。ブロッコリーは小房に分けて塩ゆでする。
3.オリーブ油大さじ3を熱して1を炒め、2を加えて炒め合わせる。
4.スパゲティは、好みの加減にゆでる。
5.3に、4とゆで汁1/2カップを加えてからめ、こしょう少々で、味を調える。

感想
 今回はレシピどおりに作りましたが、普段使っていないオリーブ油が、どんな活躍をしたのか解りませんでした。他の普段使っているオイルで試してみると違いが解るかもしれませんね。
 普段作っている椎茸料理に、オリーブ油を使ってみるのも面白いかもしれません

他にも提供して頂いたレシピ集がありますので、作ってみたら感想を書きます。

盛り付けが下手ですので、レシピ集の写真をお借りしました!!

お茶の大和


かまど君とぼけ

2015年07月08日 | マイライフ

かまど君とぼけ 

去年のある朝、炊飯器が壊れてしまいました。そこで土鍋でご飯を炊くことになったのですが、経験がないため手探りのご飯作りになりました。

始めちょろちょろ中パッパ

赤子泣くとも蓋取るな

母が釜戸で炊いていたのを思い出しながらの初挑戦!出来上がったご飯は?

おぉ 上手く炊けてる 美味しそう

 次の日も私が炊きました。ところが前の日のようには美味しく炊けていません? それからが試行錯誤の連続です。どうしたら美味しく炊けるかと、ど壺にはまったというか!?

 先日、急須(商品)を仕入れる際に“かまど君”という土鍋を買いました。一応説明書を読んで炊きました・・・。美味しい!! 子供のころ母が作ってくれたご飯がよみがえった思いで、その日の朝食を済ませました。

男子厨房に入らず

で、育った自分が二度目のパラダイム転換です。一度目はまだほとんど料理の経験が無かった時、白菜だったかを調理していて、砂糖も何も入れていないのに甘みというか旨みが出て「料理は化け学」だと思いました。その後、少しづつ料理をするようになりましたが、今回はなつかしい“おこげ”が食べられたことです。それまで使っていた炊飯器でも、“おこげ”を作る事が出来ましたが、子供のころの“おこげ”は期待できませんでした。その期待できない”おこげ”が出来たことは、うれしいパラダイム転換です。

 何でも便利になったことはうれしいことですが、便利さを追求しすぎて、忘れてしまった素敵なことが、沢山あるのではと思います。

マシンに頼るのではない生活は、確かに面倒ですが、頼らない生活は、少なくともボケ予防には役に立ちそうです。

“かまど君”の欠点
重いので力のないお年寄りには不向き・・・残念

お茶の大和 店主