昨日2月13日の西日本新聞“春秋”は《ゆげがゆらゆらゆれるゆぶねでゆったり・・・、と、「ゆ」で始まる言葉をひらがなで並べると、なんだか気持ちまでゆったりふっくらしてくる》という書き出しで始まっていました。
先を読んでいくと、《日本語は懐が深い。漢字もいいが、ひらがなもいいよと言いたくなる。》と続き
『こうさぎのからだがふわふわわたみたい』
『まりをつくようにあられがとびはねて』
子供の俳句
『ふるきよきころのいろしてふゆすみれ』
俳人 飯田龍太
『かすがのにおしてるつきのほがらかにあきのゆふべとなりにけるかも』
歌人 会津八一
が、紹介されていました。
会津八一は《ひらがなだけの短歌を多くのこし、和語の音調の美しさを求めた。》そうです。
漢字は、その背景にある意味を知るにはとても良い文字だと思います。それと同時にひらがなの持つ雰囲気情調は、日本人ならではの豊かな感情を表現することが出来る文字として大事にしたいです!!
漢字・四字熟語がいつも赤点だった者より