去年のある朝、炊飯器が壊れてしまいました。そこで土鍋でご飯を炊くことになったのですが、経験がないため手探りのご飯作りになりました。
始めちょろちょろ中パッパ
赤子泣くとも蓋取るな
母が釜戸で炊いていたのを思い出しながらの初挑戦!出来上がったご飯は?
おぉ 上手く炊けてる 美味しそう♪
次の日も私が炊きました。ところが前の日のようには美味しく炊けていません? それからが試行錯誤の連続です。どうしたら美味しく炊けるかと、ど壺にはまったというか!?
先日、急須(商品)を仕入れる際に“かまど君”という土鍋を買いました。一応説明書を読んで炊きました・・・。美味しい!! 子供のころ母が作ってくれたご飯がよみがえった思いで、その日の朝食を済ませました。
男子厨房に入らず
で、育った自分が二度目のパラダイム転換です。一度目はまだほとんど料理の経験が無かった時、白菜だったかを調理していて、砂糖も何も入れていないのに甘みというか旨みが出て「料理は化け学」だと思いました。その後、少しづつ料理をするようになりましたが、今回はなつかしい“おこげ”が食べられたことです。それまで使っていた炊飯器でも、“おこげ”を作る事が出来ましたが、子供のころの“おこげ”は期待できませんでした。その期待できない”おこげ”が出来たことは、うれしいパラダイム転換です。
何でも便利になったことはうれしいことですが、便利さを追求しすぎて、忘れてしまった素敵なことが、沢山あるのではと思います。
マシンに頼るのではない生活は、確かに面倒ですが、頼らない生活は、少なくともボケ予防には役に立ちそうです。
“かまど君”の欠点
重いので力のないお年寄りには不向き・・・残念