お茶の大和 ティータイム

大地からの贈り物“お茶”で素敵なティータイム

竹の節

2016年11月06日 | マイライフ

竹の節

 朝御飯を作っていて、若い時に世話になっていた方に「竹は節があるから強い。正月等、四季を通じての行事ごとは、この竹の節とよく似ていると思う」と言われたことを思い出しました。
 
なんで、思い出したかわからなかったのですが、もしかしたら昨日「忙しそうですね!手作りの料理も良いですけど、色んな惣菜が売ってあるのでそれらを利用しては・・・!?」と気遣ってくださったお客さんの言葉が、心に残っていて、ちょっと反発したくなったのだと思います。

 この材料と、この材料を利用して下処理をして、こんな味付けをしたら、美味しいかもと想像しながら作ると、思い通りのあるいはそれ以上の美味しい料理が味わえたとき、なんとも言えない満足感を味わえます。出来合いの惣菜では、どんなに美味しくても、満足感は半ば!?
 “男子厨房に入らず”で育った私が必要に迫られていやいやながら料理を始めた頃とは想像もできない変化です。

 無用の用
 アドバイスして頂いたお客さまは、“仕事が忙しそうなので無用な手間を省いたほうが、良いのでは”という思いからのアドバイスだったと思います。以前のわたしだったらなるほどと納得したと思います。
 しかし、熊本地震を経験し、想像以上の社会システムの変化や
少し気になる2045年問題等を耳にすると下手でも手作りにこだわりたいなと思っています。

素敵な無用の用
嫌いなことは面倒! 好きなことは面倒でも面倒に思えない!

 好きだから面倒な事が楽しい! 

お茶の大和