お茶の大和 ティータイム

大地からの贈り物“お茶”で素敵なティータイム

雑草 無用の用

2018年05月13日 | 自然と生活

しば草

名はしば草というけれど、
その名をよんだことはない。

それはほんとにつまらない、
みじかいくせに、そこらじゅう、
みちの上まではみ出して、
力いっぱいりきんでも、
とてもぬけない、つよい草

げんげはあかい花がさく、
すみれは葉までやさしいよ。
かんざし草はかんざしに、
京びななんかはふえになる。

けれどももしか原っぱが、
そんな草たちばかしなら、
あそびつかれたわたしらは、
どこへこしかけ、どこへねよう。

青い、じょうぶな、やわらかな、
たのしいねどこよ、しば草よ。

金子みすゞ全集より

初夏 新茶の季節 雑草がそろそろ出番と顔を出し。

毛虫がバリバリ若葉食む

我、草取りせいを出し 雑草も負けじと根をはり顔を出す。

そんな季節ももうまじかですね!!

  取っても取っても生えてくる雑草、飽きっぽい自分にとって、草取りは苦痛になります。しかし、草むしりをしていると、とてもいい香りのする草や、小さなかわいい花をさかせる草、地中深く根を張る草、いろんな自己主張をするいろんな草たちと格闘するのも、心にゆとりがあるときは面白いと思う。しかし、たいていは「こいつらしつこいなぁ~!.どこまで根を伸ばしてんだ?くさいなぁ~!」なんて思いながら格闘します。

お茶の大和