古くから熊本で生産され親しまれ飲まれてきた❝釜炒り茶❞が、煎茶に押されて生産量が減るとともに忘れ去られてきました。今では「釜炒り茶」といってもどんなものか判らなくなってきたと思います。
食生活の変化で、お客様に進めても喜んでもらえる自信がありませんでした。しかし、久しぶりに手に入れた釜炒り茶を飲んでみて美味しいと思いました。
来店してくださるお客さんや、遊びに来てくれる若い層の来店客に試飲してもらうと意外に好評で、年齢の高いお客さんは「懐かしいですね!」とか、「子供のころ手もみで作っていました」とか話が弾みました。また、若い人に飲んでもらうとちょっと首をかしげて「今まで飲んだことがないこれも緑茶?」とか「渋みがあるけど香りが独特で飲みやすい」とか。
私の気持ちを忖度してくれているのかもしれないけど、うれしい答えが聞かれました。
思い込みで取り扱っても売れないと思い込んでいましたが、もう少し検討してから、近々販売してみたいと思っています。
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