12月末からずっと悩んでいたことがあった。
毎日考えていた。
相手と話す機会もなかったのだが、先日のでき事から「後悔するのなら連絡しよう」
そう決めた。
そして連絡した。
1日たってからメッセンジャーが届いた。
本当は連絡するつもりはなかったけど・・・という前置きから今回の行き違いについての
相手の思っていたことを聞くことができた。
それは私が考えていたことからは全く想定外のことだった。
依頼者←今回の相手
から「AさんからBしてもらってください」
というものであった。
私自身はAさんは1度しかあっていないのだが、会った時にBすることをなかなかしない方だった。
それだけに印象は悪く、なかなかBしてもらえないだろうというという、想像があった。
Bをしたことは生まれて一度もなかったが、どうしても依頼者に対して尊敬という好意を抱いていたので
どうしても早く結果を出したかった。
最終的にはAさんからBしていただくことができたが、なかなかこれがストレスで、
どうしてこんなことを私がしなければならないのかと腹が立ってしまった。
そして昨日届いたメッセンジャーの内容は、
依頼者からはAさんはとてもいい人で・・という内容の文章があり、
私がしたことはやってはいけなかったことだったことがわかった。
結果、依頼した人はまったく利益をあげることができなかったし、私がしたことでかえって
立場が悪くなったそうだ。 私の時間や考えはまったくの無駄だった。
それどころかマイナスの評価となってしまった。
1か月になるので冷静になったが、嫌ならいやと断っておけばよかった。
あと、私自身が勝手に一度会っただけのAさんに対し、良いイメージを持っていなかったことから判断を自分勝手に行ったことだった。
実作業にかかる前に、そこで依頼者に一言確認すればよかったのだ。
それからもう一つ。 「AさんからBしてもらってください」という依頼の理由を少し聞いてもよかったかもしれない。
昨日依頼者から聞いた情報を、依頼者から引き出せれば、今回のトラブルは防げたかもしれない。
そうすれば、ずっと少ない労力で、依頼者も私も満足できたかもしれない。
もちろん、自分だけわかっていてそれをはっきり言わない依頼者はたくさんいる。
そういう依頼者をなじったり怒ったりしてもいいけれど、 それはさておき、自分の側としては
トラブルを回避しなければならない。
だから、自分から聞くべきなのだ。
現実的な対策としては、依頼者から相手のバックグラウンドをきくこととそれに対するマーケティングをしっかりおこなう。これが一番だと言える。
人間関係にはトラブルがつきもの。コミュニケーション不足がたいていの原因だ。
話し上手な人が必ずしもコミュニケーション能力が高いとは限らない。
コミュニケーションとは、相手との意思疎通を図ることで、そこに相手を理解する意識がないと成立しない。
コミュニケーション能力を高めるためには、話を聴いて理解するだけでなく、相手の態度や表情、沈黙にも
注意を払うことで、相手が何を伝えようとしているかを汲み取る必要がある。
重要なのは相手に話してもらうこと。
自分だけ一方的に話しかけることはコミュニケーションとはいわない。
聴くことができない人は、貴重な情報や提言を聞く機会を失っていることに気づかない。
今回で学んだことだ。
大きな失敗をしたし、もう普通には戻れないだろうし、一番したくない相手となってしまった。
それはとても悲しいけれど、そのまま泣いて過ごすよりそれを今後しないようにしたいと思う。