Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

新春ゴジラ福袋 その8

2007年12月19日 | 新作商品情報
デスゴジメルトダウンバージョンについて 4


?内蔵されているモールを取り外してみた状態の「メルトダウン バージョン」

 この「デスゴジ メルトダウンバージョン」は、お買い求めになったお客様がご自身で簡単なオリジナル「メルトダウンゴジラ」にする事ができます。
 ポイントになるのは内蔵されているモールです。これは頭から尻尾にかけて1本で入っています。ボディにはくっついていませんので、簡単に外す事ができる訳です。
 モールのない半透明のクリアソフビとしてでもいいでしょうし、モールをご自身で別の色に入れ替えてみるのもいいでしょう。何かぴったりな他の素材を入れてみるのもいいでしょう。電飾だって可能です。いくつかアイディアがありますのでその辺はまとめてから明日またゆっくり書きます。
 さてなぜそうする事ができるのかと言いますと、この「メルトダウン バージョン」の最初の企画案の時までさかのぼります。最初の時は、シルバーラメ中心の成型で塗装もシルバー中心のデスゴジと、ゴールドラメ中心でゴールドの塗装のデスゴジの2種類を考えていたのです。どうしても1つに絞り切れませんでした。
 なぜならあの劇中でのメルトダウンのシーンは単に「映像上で見られるゴジラの死」として割り切って、ソフビにするんだったら映像で見たあのシーンに近い色にすればいいというような簡単な発想で入られませんでした。思い入れが強いゴジラファンにとっての「ゴジラの死」はそれぞれにいろんな思いが詰め込まれます。当然その印象やイメージ、インパクトは人それぞれです。
 ですから私はどうしてもそれを形にする時に「絶対これだ!!」と1つに決められませんでした。せめて2種類出せれば、お求めになる方が自分のイメージに近いものをチョイスしていただけるだろうと考えたからです。
 今回の決定となった「メルトダウンバージョン」は1種類ですが、やはり初めは複数でやろうと思っていました。別の色のモールのバージョンです。塗装ももちろんそのモールのイメージに合った物にしてです。
 福袋だし、時間的に1種類しか出せないと言う事もありましたが、複数の種類にしなかったのは「モールを入れ替えれるようにすればお客さんの方で自分の好きなものにアレンジできるじゃないか」と思ったからです。買われるお客さんが一番自分のイメージに合うメルトダウンゴジラを、自分で作ればいいだけの事じゃないか……何もこちらがイメージを1つに決める事はないじゃないかと思ったのです。
 幸い一般的なモールの太さは弊社のデスゴジに丁度いいし、接着しなくてもずり落ちる事はありません。その点はラッキーでした。後は出し入れが難しくなくできるようにすればいいだけの事です。
 いつもながら話がくどくてすみません。早い話がぜひ自分で自分の好きなようにアレンジしてみて下さい、というだけの事なんです。

(2008.1.7更新)
 1月6日発売の「新春ゴジラ福袋」は完売しました。ありがとうございました。