PART2.配色のこだわり
今日は「ギドゴジ ギドラ撃退バージョン」の配色のこだわりについて。
■金粉が舞う中にいるゴジラ
この「ギドラ撃退バージョン」は、キングギドラを倒した時の辺り一面に広がった金粉の破片の中に立つゴジラをイメージして企画したものです。
金粉が舞う中に立つゴジラですので、全身にキラキラと輝く様子にすべく、全体の成型はクリアブラック(半透明)にゴールドとシルバーのラメを混入ました。
以前にも「GMKゴジラ 横浜激戦バージョン」でクリアブラックに金のラメを入れて作りましたが、シチュエーションが違う事もあり、同じようなテイストにしないようにこだわりました。
「GMKゴジラ」の時は夜のシーンと言う事もあり、暗い中での金の粒子の発光を目的としたものなので、透明度の薄い通常の黒に近い成型色のクリアでしたが、今回の「ギドゴジ」では、透明度のあるクリアにし、ラメがよく見えるようにしています。金粉が舞う雰囲気にすべくラメはゴールド以外にもシルバーも入れています。比率は同じぐらいです。そのラメの量も弊社のラメ入りソフビの中では多い方です。その分だけキラキラして見えるようにしたかったためです。
「GMKゴジラ」のときよりも透明度のあるクリアブラックにしたのは、内部にゴールドのキラキラモールを内蔵するためでもあります(透明度がある程度なければモールを入れる意味はありません)。より金のイメージを強くすべく、そして輝きをアップするためです。
キバ、ツメ、背びれは統一してシンプルにゴールドで塗装。目はゴールドとオレンジゴールドです。
配色のテーマとしては、黒いゴジラでありながらも金色の中にいるように見える事と、それがキラキラを伴っているように見えるようにする事としました。
ですから同じ系統の色を使用していても「横浜激戦バージョン」とは、かなりイメージが違うものになっていると思いますので、お持ちの方はぜひ見比べていただきたいと思います。
(2011.3.12更新)
「ギドゴジ ギドラ撃退バージョン」は完売致しました。ありがとうございました。