Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ソフビ制作裏話 その148

2009年10月15日 | 制作裏話
制作裏話
「キングギドラ シャイニングゴールド」編
PART.2

■無駄になってしまうパーツが出る覚悟

 どうしても気泡が出てしまうクリア成型での「キングギドラ」。
 大きいサイズだったり、シンプルなレトロタイプのディフォルメだったらほとんどこう言った悩みはなかったでしょう。
 弊社の「キングギドラ」は、ディフォルメとは言え、劇中スーツの特徴を強調、重視した造形ですし、各パーツのサイズも怪獣ソフビの中でも大きいとは言えません。「スタンダードサイズぐらいだったらこんなに悩まなかったのになぁ……」とグチっぽく思う時もありました。

 使用するクリアカラーはイエローにしています。そしてラメも入れる事にしていました。色のチョイスやその理由については前に書いた「こだわり」をご覧下さい。「シャイニングゴールド」としてのテーマにあった配色のためです。詳細はそちらを見ていただくとして、ここでは割愛します。
 ラメはゴールドとシルバーを使用していますが、いつものゴジラソフビで使っていたラメより多くしています。
 輝く様子を表現するためもありますが、全体の気泡を隠したり、埋めたりするためでもあります。ラメを入れたクリア成型の他のゴジラソフビより約150%増しにしています。
 気泡が集中してしまう部分については、こちらではどうする事もできません。実際は成型屋さんにお任せするしかないわけです。
 どうしても目立ってしまう部分はちょうど頭の毛の部分で、首パーツとのつなぎ目の辺り。ここは初めから塗装するつもりでいましたから、内部の気泡はそれによって隠せますが、外側に出てしまい穴になってしまう部分はどうしようもありません。
 もちろん頭のパーツだけではなく、それ以外全てのパーツにおいて、ある程度は商品として使用できず無駄になってしまうものが出てしまうのは覚悟しなくてはなりません。翼のパーツ等も実は気泡が出やすいですし。

 使用できずに処分せざるを得ないパーツが多く出る可能性は高いので、通常のソフビ原料の使用量で成型を行なっても、当然予定された生産個数は確保できないかもしれない……そこはもうある意味賭けです。
 聞いた話ではラメ入りソフビの成型を断る業者さんもいらっしゃるそうです。生産を引き受けて下さるだけでも本当はありがたいのです。
 こうして諸々の覚悟を決めて成型をお願いしました。


▲いつもより多めのラメが入っているのがわかります?

ソフビ制作裏話 その147

2009年10月14日 | 制作裏話
制作裏話
キングギドラ シャイニングゴールド 編
PART.1

 今日から昨年11月に発売を開始した「キングギドラ シャイニングゴールド」の制作裏話を何回かに分けて書きます。
 商品の詳細につきましては、2008年10月4日の記事、同年10月23~27日掲載の「こだわり」をご覧下さい。
 商品は発売中ですので、ご希望の方はお電話にてお申し込み下さい。残りの数は少なくなっておりますのでご注意下さい。
 
■クリアに不向きな怪獣

 弊社「キングギドラ」の第4弾カラーとして企画したのがこの「シャイニングゴールド」ですが、前3作とは違いクリア(半透明)成型で商品化したものです。
 このクリア成型は、早い時期から「ぜひギドラをクリアで」というリクエストをたくさんいただいていましたので、それに応えた形です。

 これまで弊社の各ゴジラソフビではいくつかクリアでの成型商品も発売してきましたが、この「キングギドラ」では躊躇していました。「こだわり」でも書きましたが、どうしても成型上クリアの場合は気泡が目立ってしまうのです。
 前にも書いた事がありますが、「キングギドラ」はGメモリーズセレクションのサイズでは、どちらかと言うとソフビには不向きな怪獣なのです。ましてやクリア成型では難しさはよりアップしてしまいます。
 理由は形状です。頭のパーツ等は成型時の抜き方向に逆らった突起や凹凸が多いため、スムーズに抜けてきちんと正しい方向に角や突起等をつける場合は、それぞれ1本ずつ別パーツにして接着すれば良いのでしょう。しかしそれではそれらのパーツが小さくなるため破損しやすくなるし、パーツ数が増えると言う事は価格も上げざるを得ません。しかもギドラの場合は頭が3つありますから。
 破損をなくするためと価格をできるだけ押さえたい……そのため1つの頭はできる限り1つのパーツで作るしかありません。
 そうなると当然、成型に無理が出てしまうわけです。通常の原料(クリアではないもの)ですと、色が濃いためと透けていないため内部の気泡はほとんど見えませんし、彩色もあって外側からは見えないのです。逆に透けてしまうクリアでは、彩色しないとそれが見えてしまうし、耐久性と言う点でもクリアは柔らかいので時には穴になってしまうケースもあるのです。

 私個人でもキングギドラは大好きですし、皆さんと同様にクリア成型の「キングギドラ」を欲しいし作りたい気持ちはありました。が、そう言った事情で半ば諦めかけていたのは事実です。
 しかしリクエストをして下さる方々の熱意に負けてしまいました。イベントの度に言い続けて下さった方もいらっしゃったぐらいです。そこで何とか実現できないかと、いつもお願いしている成型屋さんに相談。最初は実験的に色のついていない透明で抜いていただいたりもしました。クリアで可能なのか、可能だとしてもどの辺に多く気泡が発生しやすいのかを知るためです。
 ぶっちゃけちゃいますと、一番気泡が多かったのは頭のパーツの首への付け根の近く、ちょうど毛の辺りです。突起は気泡が出たりでなかったり……。
 ここから解決方法の模索が始まりました。

 続きはまた明日。

平成ゴジラ復活祭

2009年10月13日 | ニュース




平成ゴジラ全6作が劇場で復活

 PR頼まれちゃいました。

 先日ここで紹介した「平成ゴジラ復活祭」と題したレイトショー。
 期間中はゲストのトークショーがある日があったり、関連グッズが多数発売されたするそうです。
 遠方で行かれない方には申し訳ないんですが、行けそうな方はぜひスクリーンでゴジラを!!
 (夜遅いので上映時間にご注意!)
 いろいろ盛り上がると良いですね。
 私もなんとか時間調整しなくちゃ!

●銀座シネパトス
http://www.humax-cinema.co.jp/cinema/top_ginza.html

 上の画像のチラシ(4ページ・二つ折り)は、本日より弊社通販購入者の方に同封させていただきます。
 レイトショーに行かれない方でも、印刷物中心のゴジラコレクターの方には喜んでもらえるチラシかも!?

決戦ゴジラ スタンダードカラーのこだわり おまけ

2009年10月10日 | 新作商品情報
モスゴジと決戦ゴジラの比較
 
■ぜひ比べてみて下さい
 先日のスーパーフェスティバルで発売を開始した「決戦ゴジラ スタンダードカラー」ですが、お陰さまでたくさんの皆さんから好評をいただきました。ありがとうございました。
 スーフェスでお求めいただいた皆様と話した感じで気がついたのは、「モスゴジ」と「決戦ゴジラ」の違いについてです。「決戦ゴジラ」の劇中スーツが「モスゴジ」の完全流用と思っていた方、一部違うと思っていた方でも明確にご存知なかった方が比較的多くいらっしゃいました。
 違いや比較は、9月17~21、23~25日の「こだわり」でも書きましたが、読まれていなかった方、覚えておられない方(たぶん長文でくどかったのでごめんなさい)もいらっしゃったと思います。
 そこで弊社商品ではその違いを意識して作ってありますので、大きく目立つ所だけを簡単にわかりやすく比較してみました。基本的に劇中スーツ通り、首から上のパーツでの違いです。彩色部分は前に書いた「こだわり」をご覧いただくとして、形状の違いだけです。



1 鼻の形状。位置も微妙に違います。
2 頬や鼻のまわりの凹凸の形状。
3 黒目の形。「決戦ゴジラ」には中央に白のハイライトが入ります。
4 「決戦ゴジラ」は頭部だけを新規に作って元の「モスゴジ」スーツに付けたものです。劇中スーツでもそのつなぎ目のラインがはっきり見えていました。
5 「モスゴジ」で大きく目立っていた上の犬歯に当たる部分が「決戦ゴジラ」では目立たなくなっています。
6 首のしわのラインが大きく変化。

 一部の紹介ではありますが、流用スーツでも違いはちゃんとあるわけです。手前味噌ですが、ディフォルメゴジラではありますが弊社商品でもその違いを出してみました。

■尻尾の裏の色
 前に書いた「決戦ゴジラ スタンダードカラー」の「こだわり」で1つ書き忘れていた事がありましたので、この機会に……。
 劇中でゴジラは、ラドンと戦ったり、ギドラと戦ったりとかなり土煙、埃の中で暴れています。かなり尻尾の裏側(地面につく方)が汚れていたのが映像でもわかります。
 弊社商品ではブラウンとグレーの中間の色を作ってツヤ消しでフラットにスプレーしました。


■手首のパーツ
 これも事前に言うべきでした。
 弊社商品の「決戦ゴジラ」は「モスゴジ」と一部同一パーツを使用しています。手のパーツは同一の形です。
 ですから「モスゴジ」同様、手のパーツは手首から先が別パーツです。が、ここは完全に接着していますので無理な力で回したり曲げたりしないで下さい。破損にはご注意下さい。
 もし取れてしまった場合は、ドライヤー等で人肌程度に温めてから瞬間接着剤等で接着して下さい。

「モスゴジ スタンダードカラー」「決戦ゴジラ スタンダードカラー」(あとわずか)共に現在発売中です。違いや比較をもっと知りたい方はぜひお求めいただき、実際にお手に取ってご覧下さいませ。

(2009.11.4更新)
「決戦ゴジラ スタンダードカラー」は完売しました。ありがとうございました。

地球最大の決戦

2009年10月09日 | Gフォトギャラリー


「決戦ゴジラ」が発売されて、同じ作品の中の対戦怪獣の自社商品同士で並べてみたり、こうしてゴジラとキングギドラの戦いの画像を作る事ができます(モスラとラドンはよそ様のを使ってますが……)。
 なにはともあれ、しみじみ……。

(2009.11.4更新)
「決戦ゴジラ スタンダードカラー」は完売しました。ありがとうございました。

東宝特撮映画DVDコレクション

2009年10月08日 | ニュース


東宝特撮ファンは要チェック!!
 
 テレビでもたくさんCMが流れているので、皆さんご存知かと思いますが、デアゴスティーニから「東宝特撮DVDコレクション」が全国発売されました。
 隔週で毎号東宝特撮映画のDVDが書店で購入できるものです。本の方には当時の資料の写真等も掲載されて、55号まで発売されるそうです。川北特技監督のインタビューコーナーも続くそうなので、そちらも楽しみです。
 ゴジラ等メジャー作品は皆さんビデオやDVDをすでにお持ちかと思いますが、他の古い特撮作品のDVD化はファンにとっては嬉しいですね。

 今年の初め頃からすでに発売の噂はあり、春には静岡県で先行発売されていましたから、全国発売を心待ちにしていた方も多かったのではないでしょうか(現在、静岡では全国より7~8号分先に発売されています)。
 私もDVDを持っていない作品があるので、それが楽しみです。
 ページが薄いので過度な期待はしていませんが、本の中の資料がどの程度まで掲載されるのかも気になります。ただ、仕事柄気になるのはもうちょっと印刷レベル(特に使用写真や資料の画像クオリティ)をがんばってほしかったなぁと思います(すいません)。明らかにどこかの印刷物からの転載なのがすぐわかっちゃいます。
 それでもこうして東宝特撮作品をほぼコンプできる機会はなかなかないので、嬉しい事です。
 すでに持っている作品のDVDとかぶっちゃうのは辛いけど、毎号気になるシリーズです。
 皆さんはどうです?

川北監督と平成VSシリーズ

2009年10月07日 | ニュース


この秋はゴジラファンは注目!!

 多くの方がすでにご存知かと思いますが、この秋はいろいろとゴジラファンには注目すべき事がたくさんです。
 今年は『ゴジラVSビオランテ』公開からちょうど20年の記念すべき年なのです。それに関連した事がたくさんあります。
 多くのゴジラファン、特に平成VSシリーズゴジラが好きな方はカレンダーをチェックですね。

 何と言ってもその中心にいらっしゃるのは、昨日紹介させていただいた川北紘一特技監督。
 11月発売の書籍「平成ゴジラクロニクル」(キネマ旬報刊)の監修をされていて、それを記念した催しがいくつかあります。
 この本はかなりの厚さで、資料としても貴重な写真が満載の豪華本と言えるものとなっているそうです。価格はちょっと高めかとは思いますが、内容を考えればゴジラファンには持っていて損はないかと思います。
 これを記念して平成VSシリーズ全6作のレイトショーが「平成ゴジラ復活祭」と題して11月13日から東京・銀座シネパトスで行なわれています。遠方の方はちょっと難しいかもしれませんが、ゴジラをスクリーンで見られるチャンスですね。
 さらにはこれらを記念してパーティーも行なわれるそうです。
 また、10月12日のトレジャーフェスタではサイン会、11月3日の東京トイフェスティバルではトークショーと監督にお目にかかれるチャンスもあります。
 これらに関連していくつかのメーカーさんから記念商品も発売されるようなので、楽しみは増すばかりです。

 ますますお元気でたくさんの活動をされる川北監督、これからもご活躍をお祈りしております。

 そしてゴジラファンの皆さん、一緒に盛り上がりましょう!!



●川北監督のご活動に興味のある方はこちらをチェック!!
(ゴジラ関連の情報もいろいろあります!!)
http://www.dreamplanet-j.co.jp/

川北紘一監督

2009年10月06日 | ニュース


平成VSシリーズゴジラの生みの親、川北監督


▲川北監督には弊社ゴジラソフビの第一号である「キンゴジ グリーンバージョン」から可愛がっていただいております。
写真はその「キンゴジ」と最新の「モスゴジ スタンダードカラー」「決戦ゴジラ スタンダードカラー」と共に。

 
 先日、ドリーム・ブラネット・ジャパンの代表をされている川北紘一特技監督の所におじゃましてきました。
 川北監督と言えば、ゴジラファンなら知らない人はいないでしょう。『ゴジラVSビオランテ』から『ゴジラVSデストロイア』までの平成VSシリーズの特技監督としてだけではなく、『ガンヘッド』『ヤマトタケル』等、長きに渡って数多くの東宝特撮映画にも関わってこられた方です。
 平成VSシリーズのゴジラの生みの親と言っても過言ではなく、ゴジラファン……特に平成ゴジラが大好きな人にとっては尊敬せずにはいられません。

 実は以前から川北監督には「こういう造形好きなんだよ」とおっしゃっていただき、弊社のゴジラソフビを可愛がっていただいております。そういうお言葉をいただく度に舞い上がってしまう私です。
 お仕事場のドリーム・ブラネット・ジャパン様には、数えきれない程のゴジラを中心としたたくさんのリアルフィギュアや貴重な特撮の立体資料が並んでいます。そのたくさんのゴジラ達には圧倒されるのですが、その中にかわいく(?)羽沢組ゴジラ達も並べられていて、恐縮してしまうのですが、それ以上に嬉しい気持ちで感激しております。

 先日伺った時はいろいろとゴジラについて貴重なお話を聞かせていただきました。気さくにいろいろお話していただき、ますますファンになってしまいます。
 弊社のゴジラソフビについてもアドバイスやとても参考になるお話もして下さいました。
 どんどん次の商品も良いものを作ろうと言う意欲が増し、もっともっとがんばろうという気持ちになりました。
 いずれ監督に聞かせていただいた事は、今後の弊社のゴジラソフビ作りに反影させて、それぞれ発売の際にはここでも紹介したいと思います。

 また、現在企画中の弊社新商品のゴジラソフビの試作品のカラーも見ていただき、「いい色だね」と気にいっていただいております。それは11月発売の「モスゴジ ブルーグリーン」の次になる予定ですので、詳細が確定しましたらお知らせ致しますのでそれまでお楽しみに!!

 川北監督。いろいろありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

配付チラシ

2009年10月05日 | その他


 先日のスーパーフェスティバルから配付しているチラシです。通販購入者の方にも同封しております。
 在庫確認にお役立て下さい。

 掲載している「キンゴジ 氷山出現バージョン」「ギドゴジ ブラックバージョン」は完売しております。ご注意下さい。

 近日、改訂版を作る予定です。

GMSカード 決戦ゴジラ

2009年10月03日 | GMSカード
 これまでに発売されたGメモリーズセレクション「決戦ゴジラ」に付録としてつけられたGMSカードのコレクションリストです。
 ●印がついているのは現在発売中です。
 新作の発売毎に更新していきます。


左から
010-01 決戦ゴジラ スタンダードカラー
010-02 決戦ゴジラ レトログリーン
010-03 決戦ゴジラ 出現バージョン


010-04 決戦ゴジラ スタンダードカラーVer.2
010-04 決戦ゴジラ ブラックバージョン

TM&(C)TOHO CO., LTD.

スーフェス50報告 その2

2009年10月01日 | イベント参加情報
皆さんとお話させていただいて……

 先日のスーパーフェスティバルで、たくさんの皆さんとお話させていただいた事を今日はいくつか。


▲写真の中の「キンゴジ 氷山出現バージョン」「ギドゴジ ブラックバージョン」は完売しております。

■「決戦ゴジラ スタンダードカラー」について
 先日から発売を開始した「決戦ゴジラ」ですが、たくさんの皆さんに好評をいただきました。通販購入者の皆様からもお電話でおっしゃっていただいております。いろいろと感想をいただくのは嬉しいです。ありがとうございました。
 今までほとんどソフビ化されていないゴジラでしたから、それが嬉しかったと言うお声を複数いただきました。ある意味マニアックな展開の商品と言えるかもしれないので、心配していましたが、安心しました。
 それ以上に一番多かった感想は色でした。「こういう色のゴジラが欲しかった」「自分の思うゴジラ全般の色」等、配色にたくさんの方の喜んでいただけたお声がありました。
 ありがとうございました。弊社としても皆さんの笑顔や弾む声に嬉しく思います。
 作って良かった!!
 余談ですが、「ヨソがまた真似するかもしれませんね」というお声も。それについてはノーコメントです(苦笑)。

■「モスゴジ」のカラーリング
 今回、今後の参考にしたくて何人かの方に「あなたにとってモスゴジって何色のイメージですか?」とお尋ねさせていただきました。面白い事にみなさんひとりひとり違うんです。かなり参考になりました。
 みなさん気軽にお答えいただき、本当にありがとうございました。今後に役立ちます。
 詳しくはいずれ何かの機会に書きます。皆さんのイメージするモスゴジはいつか実現させますので、首をモスラの吐く糸のごとく長くしてお待ち下さい(笑)。

■一番多いリクエストは?
 ここの所、「大戦争ゴジラ(ブルーバージョン)」「キンゴジ(氷山出現バージョン)」そして新規造形で「モスゴジ」「決戦ゴジラ」と昭和ゴジラを続けて発売してきたせいもあるかもしれませんが、皆さんからいただくリクエストでやはり一番多いのは、「次は初代ゴジラですね」「そろそろ初ゴジ作って下さい」というお声。スーフェスでたくさん言われました。
 お気持ちはとーっっってもわかるし、嬉しいのですが、私自身思い入れの強いゴジラですので、モチベーションの充填のお時間を下さい。ですからもうしばらくお待ち下さい。記念すべきファーストゴジラですから、後悔のないクオリティとタイミングで作るつもりです(他のゴジラを気楽に作っているつもりではないので誤解のないように)。
 いつというお約束はまだできませんが、それまでしばしお待ちを!! 他のゴジラでも負けないぐらいの気持ちで作りますので!!

■皆さんとお話させていただいて……
 弊社がイベント参加するようになってだいぶ経ちますが、参加の度にお話させていただく方々が少しずつ増えてきました。通販でお求めいただいている皆さんの中でもそうです。常連の皆さんはもちろんですが、最初の頃はシャイな印象の方々(?)も今では気さくに話して下さる事も増えました。嬉しいし、楽しくお話させていただいております。
 先日のスーフェスでは「一度ご挨拶したかったので」と遠方から来て下さった方、「こういうゴジラが欲しかったんです」とおっしゃった私の子供でもおかしくない年齢の方々、「いつも自分が欲しいと思っていた以上のコジラを作ってくれるから」とお礼の意味で差し入れを下さった方々etc。本当にウチのお客様の皆さんは良い人ばかりです。幸せです。ありがとうございます。
 でも今後は差し入れのお気遣いはなさらないで下さい。むしろ本来はこちらが皆さんに感謝するべき側なので、恐縮してしまいます。
 これからもお気軽にいろいろとお話させて下さい。また、まだあまりそういうお話をする機会のない方も、イベントでお会いした時でも通販のお電話の際でも、気が向いたらでいいので商品やゴジラの事でご意見がありましたらよろしくお願い致します。