「ギドゴジ ギドラ撃退バージョン」は完売致しました。ありがとうございました。
現在配布中の4月29日発売予定の新規カラー「メカゴジラ ブラックバージョン」のチラシです。
通販購入者の方に同封させていただいています。
ぜひお求めをご検討ください。
メカゴジラ
ブラックバージョン
4/29スーフェスにて先行発売!!
4/30通販受付開始!!
「メカゴジラプロジェクト」初代ゴジラの新規カラー商品のお知らせです。早くからたくさんの方々にリクエストをいただいていた「ブラックバージョン」です! 羽沢組ならではの黒い「メカゴジラ」の登場です。
すでに「メカゴジラ スタンダードカラー」をお求めいただいた皆様にはチラシでお知らせしておりますが、、Gメモリーズセレクション「メカゴジラ」のカラーバリエーション第2弾は「ブラックバージョン」です。
この初代メカゴジラが登場する『ゴジラ対メカゴジラ』では、ゴジラは正義の怪獣で、メカゴジラは地球侵略を企むブラックホール第3惑星人のロボット怪獣、完全な悪役として描かれています。
そのメカゴジラというと、全身シルバーが定番なのですが、今回は黒をベースに「悪役の敵怪獣」「夜の中に現れる怪しいロボット」をイメージして企画しました。
いつもでしたら「カッコかわいく」をテーマにしておりますが、強いて言えば今回は「カッコかわいく悪いやつ」と言った所です。
成型色はシンプルなブラック。全体的にガンメタブラックと呼ばれるメタリックブラックを部分的にスプレー。金属感とシブい怪しさを表現しています。
耳にあたる円形部分と腕のMGマークはメタリックダークレッド、目は金(ゴールド)に近いオレンジゴールドです。
いかにも「正義のゴジラに立ち向かう悪者」の雰囲気を感じていただけるよう配色致しました。
全体的に黒いメカゴジラとなりますが、その黒の中に金属的表面と不気味さをも同時に感じていただければ幸いです。
もちろん今回の商品も、これまでのシリーズで発売したゴジラ同様、その怪獣の持つ個性を強調する羽沢組ならではのディフォルメタッチでアレンジし、「Gメモリーズセレクション」のテーマでもある「カッコかわいく」から外れる事ないようなバランスで造型、配色して遊べるソフビとして制作するものです。
こちらの商品は2011年4月29日開催のスーバーフェスティバルで先行販売、翌日より通販(12時より電話受付開始)で発売致します。
G メモリーズセレクション
「メカゴジラ (ブラックバージョン」
●ソフトビニール製 彩色済みの完成品
●全高約19センチメートル ノンスケール ディフォルメタイプ
●発売日 2011年4月29日
4月29日開催のスーバーフェスティバルで先行販売
4月30日通販(12時より電話にて)受付開始
●価格 4830円(税込み)
●登場作品 東宝映画『ゴジラ対メカゴジラ』1974年作品
™&©1974,2011 TOHO CO.,LTD.
詳細、こだわった所等は後日改めてここでお知らせ致します。
「メカゴジラ スタンダードカラー」各誌掲載!
現在発売中の「メカゴジラ スタンダードカラー」に関する情報が、雑誌各誌に掲載、紹介されましたので報告致します。
月刊ホビージャパン 3月号(ホビージャパン)
クアント 2月号(ネコパブリッシング)
以上原型写真掲載の告知です。
月刊ホビージャパン 4月号(ホビージャパン)
ハイパーホビー 4月号(徳間書店)
フィギュア王 157号(ワールドフォトプレス)
クアント 4月号(ネコパブリッシング)
以上彩色サンプル写真掲載の告知です。
各誌担当の皆様ありがとうございました。
■2010年の活動と2011年の展開について
報告が遅れましたが、ハイパーホビー 3月号(徳間書店)に、各ソフビメーカーの「2010年を振り返って」「2010年の代表作」「2011年の展開とコンセプト」のアンケートコーナーで、弊社の記事も掲載されました。
「ファイナルゴジラ」2種、「モスラ幼虫」2種の写真が掲載されております。
「メカゴジラ スタンダードカラー」は、現在発売中です。
ご希望の方は弊社までお電話でお申し込み下さい。
Part.10 現在発売中です
長々と書き続けてきた「こだわり」もようやく今日でラストです(いつもくどくてすみません)。「メカゴジラ スタンダードカラー」は、先日より発売を開始しております。購入を検討中の皆様にはぜひお手に取って楽しんでいただければ幸いです。
▲尻尾を浮かせて少し前屈みで2本足だけで立たせるとこんな感じです。
■ご意見・感想お待ちしております!!
今回弊社では初のメカものと言う事で、これまで作ってきたゴジラソフビ達とは制作過程が大きく異なってきました。原型ができるまでの行程、パーツの分割位置……。彩色もこれまでほとんど弊社で全て行ってきましたが、今回は久しぶりに彩色の基本部分を外注にし、修正と仕上げを弊社で行いました。不慣れな点も多々あり、戸惑いも不安もいつにも増して多く、皆さんに喜んでいただけるか心配だらけなのが本音ではあります。
それでも弊社の現状で、できる限りベストを尽くして、弊社独自でのこだわれる所はこだわって完成しました。
すでにたくさんの方々にお求めいただいております。ありがとうございます。今後のためにもぜひお求めいただけましたら感想、ご意見をいただければ幸いです。
今回の商品をスタートとし「メカゴジラプロジェクト」もマイペースで続けていきますので、どうぞこれからもよろしくお願い致します。
1月に原型写真を公開し発売をお知らせしてきましたが、その時から早くもたくさんの方にこのメカゴジラの新規カラーのリクエスト、さらには「メカゴジラ2」「VSメカゴジラ」「VSモゲラ」「機龍」と続けてほしいというご意見もいろいろおっしゃっていただいています。
この「初代メカゴジラ」の新規カラーにつきましては、たくさんアイディアがありすぎてどれからやろうかと弊社としても今から楽しみにしている所です。今後の新規カラーも独自のこだわりで「カッコかわいく」商品化していきたいと思います。ぜひ今後を楽しみにしていただきたいと思っております。
他のメカものにつきましては、やりたい気持ちは充分にあるのですが、今回いつものゴジラソフビと比べて完成までにいろいろと大変でしたので、なかなか腰が重くなって「よーしやるぞ!!」となりにくいのが今の正直な所です。もちろん意欲が全くない訳ではありませんので、モチベーションがあがりましたら挑戦してみたいと思います。いつぞやのように皆さんにおだてられてたくさんリクエストをいただくと、またすぐその気になるかもしれませんが、その時はぜひまたお求めいただければ幸いです。
●「メカゴジラ スタンダードカラー」現在通販にて発売を開始しております。ご希望の方は2月28日の記事をご覧の上、弊社までお電話下さいませ。お待ちしております。
Part.9 彩色のこだわり(4)
今日は全体のシルバー部分以外の所の塗装について。
■微妙な違いがこだわりです
弊社商品の「メカゴジラ」の目の形は、正面部分も横の部分も平面に作ってあります。しかも実物の顔の比率と比べて、目そのものを約1.5倍にしています。
これらは全てかわいく見せるためです。
しかし、本物の目は平面ではありません。昔のオートバイのライトのような凹凸面があり、正面部分には薄く円形に出ています。
原型制作時の初期にはそれをできるだけ忠実に作ろうと思っていたのですが、その部分を作り始めていくとどうしても違和感を感じるのです。目以外も全体的に頭部各所もかわいく見せるためにディフォルメアレンジしているのに、目を細かく造形すると、どうしても頭部だけがリアルになり、ボディとのバランスがおかしく見えます。面積的には同じはずなのに目の大きさも1.5倍よりは小さく見えてしまいます。目の造形の違いだけで印象が大きく変わるのです。
結果的に5頭身で手足を短めに作った首から下部分全体とのトータルバランスが取れないのです。
これまでお伝えしてきましたようにとにかく「かわいさ重視」の「メカゴジラ」です。
ですから思い切って正面も横も平面にし、目には細かな凹凸は一切付けない事にしました。
そしてその目ですが、全体のシルバーに映えて実物の目の色に近いライトオレンジにしました。
他社様のメカゴジラソフビの目は、ゴールドかそれに近い色が実に多いのでライトオレンジは新鮮に感じると思うのですが、いかがでしょう?
耳にあたる円形の部分は実物同様シンプルにレッドです。
腕のMGマークも、劇中スーツは耳の円形部分同様にノーマルレッドに塗られていたと思われますが、なにしろウレタン素材なので(頭部はFRP)、どうしても色が沈んでしまうようです。映像で見てもきれいな赤に見えるシーンは一つもありません(飛行形態を除く)。ましてやゴジラとの戦いでどんどん汚れていくと思われ、かなり変色してしまっているシーンもあります。
ですから汚れた感じで暗いイメージのダークレッドで彩色致しました。
Part.8 彩色のこだわり(3)
今日もつづきです。「メカゴジラ スタンダードカラー」の全身のシルバーの色はこうして決まりました。
■微妙な違いがこだわりです
川北監督に教えていただいたおかげで、今回の「スタンダードカラー」の色が決まりました。
中には今回の商品を見て「あれ、普通のシルバーじゃない!?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。確かに一般的なシルバーに近いものではあります。
もしメカゴジラに限らず他社さんの普通の色のシルバーの塗装をされた怪獣ソフビと比較していただければ、微妙な違いがご理解いただけると思います。
確かに微妙な違いです。それでも弊社としても疑問を解決できましたし、その微妙こそがこだわりでもあります(中にはどっちでもいいやと思われる方もいらっしゃるかもしれませんね……それぐらい微妙ではあります)。
色の調合比? お求めいただいた方で知りたいという方だけにお教えしますので(大げさな事でもないんですが……笑)、通販のお電話やイベントでお会いした際にお尋ねください。
また、アクションスーツのように関節部分の蛇腹箇所だけより黒の強いシルバーの塗装も考えましたが、今回は「かわいさ重視」ですので、あえてせずに全身統一して同じシルバーにしました。
彩色サンプルができてからは、もちろん川北監督にも確認していただきました。ワンフェス会場と後日に監督の事務所に持参して見ていただきました。
「いいじゃない!」の一言にほっとしました。
今回も川北監督には感謝してもしきれません。貴重なお時間をいただき、たくさんのアドバイスをいただき、本当にありがとうございました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
Part.7 彩色のこだわり(2)
今日も「メカゴジラ スタンダードカラー」の配色、彩色について。基本となる全身のシルバーの色についてです。
■メカゴジラのアクションスーツのシルバー
川北監督にお願いしてメカゴジラの劇中スーツの色についてたくさんの事を教えていただきました。
大まかにまとめてみると先日書きました「見聞録」(2月21~23日の記事)の通りです。
つまり劇中で主に使われたスーツ(便宜上ここではアクションスーツと呼称します)は、少しだけ黒が入った落ち着いた感じのシルバーである事。一般的に見られる発色の良い明るいシルバーとまではいかない色だったそうです。もちろん玉虫色のような複数の色が塗られたものはアクションスーツではないそうです。
そして撮影が進むに連れて頭以外の部分はウレタンなので、しわ、傷、汚れ等ができ、頭以外はより暗い色に見えてしまっていたという事です。
とは言え、この微妙なシルバーの色がどの程度なのかは難しい所。いくつかムック本を持参して監督の所に伺ったのですが、写真を見ながらいろいろと教えていただきました。
さらには監督の事務所に飾られているたくさんの他社のメカゴジラ製品を見て「これよりもっと暗い感じのシルバーだな」「これはちょっと暗すぎ」「これよりもっと銀に近く」等と細かく教えていただきました。
なんて幸せなんだろう…と感激しながらも、監督に教えていただいた説明でほぼどの程度のシルバーなのかがつかめました。本当に感謝です。
こうしてできたのが今回の弊社商品のシルバーの色です。頭もボディも同じシルバーにしたいので、アクションスーツの撮影に入る前、しわや傷等がつく前を仮定した色のつもりでイメージしました。
余談ですが、スチール写真等で見られた白銀のメカゴジラはやはりほとんど背景の反射とライティングのせいなのだそうです。
秘密基地内やスチール等で見られた玉虫色が入ったもの(ここでは玉虫スーツと呼称します)は、印刷物ではその複数の色が目立っていますが、実際は基地内の細かなライト部分の光や撮影用のライティングのせいでより強調されてしまっていたようです。
こういったアクションスーツ以外の部分でもいろいろと色について教えていただき、さらには他にもメカゴジラについて教えていただいていますので、また何かの機会にここで書きたいと思います。
Part.6 彩色のこだわり(1)
今日からは「メカゴジラ スタンダードカラー」の配色、彩色について。全身のシルバーの色が確定するまでの経緯から書いていきます。
■メカゴジラの劇中スーツの色って!?
第一弾となる今回の配色のテーマは、劇中で見られたメカゴジラの基本カラーです。
メカゴジラの基本カラーと言えば、全身シンプルなシルバーと言うのが一般的に知られている色です。当然と言えば当然ですが、他社さんのソフビでも一般的なシルバーを基本として塗装されているものが多くあります。
果たしてそうでしょうか!? ポスターやスチール写真等の宣伝材料ではシルバーというよりは「白銀」に近いものがほとんどです。ムック本等に掲載されているものでは、中には逆に黒が混じっていると思われる濃いめのダークシルバーと言える感じのものや、鉄色に近いものすらあります。
肝心の映像で見ても背景の色の濃さや爆発や粉塵の反射等の影響でどの程度のシルバーなのかは確定できません。撮影時のライティングの影響もあるでしょう。
本当に一般的なシルバーで良いものか……。今回商品化するにあたり、「たぶんこんな色だろう」ではなく、自信を持って「この色です!!」と言えるカラーにしたかったのです。
その疑問を解決するには、やはり撮影当時の現場にいた方に直接伺って聞いてみるしかありません。はじめは中野監督に相談に乗っていただこうと考えていました。まずはその前に弊社なりにできる限り資料を集め、何度もDVDをチェックして各シーンの色を検証し、ムック本等に掲載されているものが劇中シーンのものなのか、スチールやロビーカード等の宣材なのかをふりわけ、劇中スーツの流れや制作の経緯を検討してみました。それから相談させていただこうと考えていました。
その作業の時に気がついたのですが、撮影時のスナップ写真で、メカゴジラスーツのすぐそばに若き日の川北監督が映っているものが実に多くあります。中野監督の助手として作品には参加されていたそうですが、動きやメンテナンス等にもヘルプしていたと思われます。メカゴジラそのもののアイディアにも川北監督の意向が少なからずとも反映されていたのは後になって直接お聞きしたのですが、とにかく「撮影時に本物のメカゴジラスーツの一番すぐそばにいた人に聞くのがベストだろう」と思い、川北監督なら一番近くでたくさん見ていたと思われるので、お願いしてメカゴジラの色についてたくさんの質問をさせていただいたのです。
続きはまた明日。
Part.5 姿勢とポーズについて(2)
前回の続き。今日も「メカゴジラ」の姿勢やポーズでこだわった所について書きます。
■首の角度は後々のため
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、頭部はこれまで発売してきたゴジラに比べて少しだけ頭の角度が下向きです。もちろんこれもあえてそうしたものです。
前にもお伝えしましたが、1年以内にはこの「メカゴジラ」と対戦したゴジラも商品化して発売したいと考えております。当然並べて楽しんでいただきたいという思いです。
『ゴジラ対メカゴジラ』劇中での実物のゴジラとメカゴジラの大きさを比較してみると、身長では頭半分メカゴジラの方が高いのです(首がゴジラより長いためです)。弊社商品のゴジラはいずれも16~18cm内で作っていますし、今後作る予定のメカゴジラと対戦したゴジラもこの大きさの中で作るつもりです。
当然(いずれ作る)ゴジラとメカゴジラは向かい会った時に目線が合わないとおかしい訳です。
ですから今回の弊社商品の「メカゴジラ」はそれより身長では頭半分ぐらい高くなるように19cm弱の大きさになるように作りました。
そのため、向かい合った時に不自然にならないようにという将来的な事を考えてこの「メカゴジラ」の頭の角度を決めたのです。全ては目線の位置のためです。ちなみにソフビの金型から抜く時の成型上の角度、ほぼギリギリでした(もっと正面や上を向かせた方が作る上では楽なのです)。
■手首回転で攻撃ポーズを!!
劇中でのメカゴジラには体中あちこちにたくさんの武器があります。科学的にも物理的にも解釈は難しい所ですが、そういう所はいちいち突っ込んではいけません。
そんな中でも代表的、印象に残っている部分では、指先から発射されるフィンガーミサイル。発射の前には手のひらを垂直から水平にまわしてから構えて発射しています。目から発射されるスペースビームの際や他の攻撃でも手の構えで手のひらの角度を変えています。これらはメカゴジラの攻撃時のポーズとして印象に残っています。
これらのポーズを実現するために、今回手首から先を別パーツにして、手首を回転できるようにしました。やはりメカゴジラソフビにはこれがないと寂しいですから。
お求めいただけましたらぜひこの攻撃ポーズを実現させて楽しんで下さい。
■首ももちろん回転!!
また、劇中では前後の敵と戦う際には首だけ真後ろに向けて戦うメカゴジラです(ムチャクチャや!!とは言わないように!)。
そこもしっかり回る部分でパーツを分割して作っていますので、こちらもぜひお試しください。
メカゴジラ
スタンダードカラー
本日発売開始!!
本日よりGメモリーズセレクション「メカゴジラ スタンダードカラー」の発売を開始致しました。
ご希望の方は昨日の記事をご覧いただき、お電話にて弊社までお申し込みください。お待ちしております。
■GMSカードデザイン
商品にはもれなくGMSカードがつきます。
コレクションにぜひお加えください。