帽子より愛を込めて(*^^*)

日々の思い、体験、身近な自然など。少しだけ帽子づくりのこと。

東京都美術館・田中一村展

2024-11-14 13:19:30 | 美術・展覧会

平日なのにえらい混みようでした!こんなに田中一村人気あったんだぁ!「生きている時に1回くらい展覧会開かせたかったな」とこの行列を見て思いました


田中一村と言えば、7年前に奄美大島で彼の「終焉の家」を見てその佇まいに彼の「生き様」みたいなものを感じたことを思い出します。

(7年前の記事のリンクを貼りたかったけれど結局できませんでした😭)

今回のポスターにもなっている「アダンの海辺」は奄美の「田中一村記念美術館」でも個人所蔵だったので見ることはできませんでした。
今回初めて本物を観て、一粒一粒の砂に見入り、細部へのこだわりに絵への魂の入れ方に執念に圧倒される思いでした。
10代、20代の作品も(南画や水墨画が多いのですが)観る事ができましたし、千葉時代は農業に忙しくてあまり描けていないのかと思っていましたが、とんでも無く多作で、とにかく描かずにはいられなかったんだなぁと改めて感じます。
今回の展覧会のための調査で生涯を通じて800点余りの作品を確認することができたそうです。

奄美に移ってからは、働く、描く、働く、描く。 見たものを植物を鳥を自然を描く。
色彩といい構図といい、最近の作品と言っても良い現在性を感じさせます。 そこら辺も人気の理由なのでしょう。


これから行かれる方は、予約してからがおすすめです。
チケットの行列に並びながらネット予約しようとしたのですが、なぜか認証番号がパソコンのアドレスに入ってしまうという怪現象がありました。
以前の予約サイトでもスマホからだったのに、なぜ?パソコンのアドレスが?

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日暮里繊維街へ

2024-11-11 17:26:26 | 日記
久々の日暮里繊維街です。1月に来て以来10ヶ月ぶり。
他のお店や通販も利用して布は購入していたけど、やっぱり日暮里。お店も多いし品数も豊富で値段も安い!
東京都荒川区にある日暮里は昔から(いつ頃からかは知らず)布地の問屋が多く、小売りもしているので洋裁をする人たちには有名どころです。
でも最近はお店が減ってきています。今日も1店舗閉店になっていました。

まずは日暮里での私のルーティンを。



繊維街入り口にある「パキラ」さんから。
ここは、綿もウールも一応揃っていますがお店が小さいので品数は多くないです。今日は、お気に入りが見つかりませんでした。



次は途中のお店をスルーして「トマト本館」へ。
ここは日暮里繊維街で一番大きいお店で、何でもあるのですが私は主に綿と麻を仕入れに来ます。今回は、冬物なので「ボア」を探しに来ました。
北国では、雪の便りもちらほら。裏をボアにしたらあったかくてオーダーもあるかな?なんて取らぬ狸の皮算用で!
でもあまりいい色が無くて、ここも手ぶらで出てきちゃいました。

この後は、いつも言ってた昭和な喫茶店へ。ここでは、根菜ピラフにミニサラダとスープ、飲み物がついて800円でした。消費税が10%になった後も同じ値段で、美味しくてだいたいここで休憩です。
ところがあるはずの喫茶店が、今風のイタリアンに変わっていました!働いていた人も少し年配だったので無理もないのかな。残念でした😢
まだお腹も空いていなかったので、布探し再開です!



「ナガト」のウール館へ。
ここでキャメルとグレーのウールを購入。キャメルに合うチェックを探しましたがいいのが無く次の店へ。



トマトのセレクト館です。こちらで薄いオリーブ色のウールを購入しました。
前回は「ハリスツイード」が置いてあったのですが、今回はありませんでした。

この後、「L -musee」というボタン専門店で店員さんがこのライトオリーブに合うボタンを探してくれました。しかも220円の超安値です😍


最後は「MOMO」さんです。
日暮里に限らず、ウールを扱うお店が減って来ています。作る人が少ないというのもあるでしょうけどお店の人曰く「アパレルでもウールの製品が少なく、ダウンや化繊が多くなっているので、そもそも生地メーカーが作る量が減って来ている」と話してくれました。
確かにダウンは軽くてあったかいし、ウールのスーツやジャケット(紳士物は除いて)着ている人、少ないですよね。
仕方ないのかな😩

因みにブログのタイトル「帽子より愛を込めて」そう、帽子を作っています。知らなかった?
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43歳の娘が結婚しました。

2024-10-31 15:38:40 | 日記
表題のとおり43歳の娘が先月結婚しました。初婚です。
43歳の娘なのだから、私も大喜びで将来のことを考えると一安心!すべきなのに、最初の反応はショックと寂しさでいささかうろたえる感じでした。
こんなふうに書くと娘ベッタリで子離れしてないと思われるでしょう。でも、娘とは用事や報告、お出かけの誘いくらいしかラインもメールも電話もしない間柄で、至ってクールに接していたのです。親子でクールもおかしいですけど、あまり干渉しないし元気ならそれでいい!という感じでした。
なのにショックを受けたのは、彼氏の存在を全く匂わせなかったのに突然「結婚の申し込み?に二人で行くから」」みたいなメールが入ったからなのです。
昨年から付き合っていたらしいのですが、正月もゴールデンウイークも普通にお泊まりして帰ったし、何も話題にものぼっていませんでした。
ゴールデンウイークのあと北海道から「牡蠣」が届いたのですが、誰と言ったのかも聞こうとせず、何しろモンゴルへも一人で行くような娘なのでこの時もひとり旅となんとなく思っていました。彼氏とだったのね。
娘の夫にも会い、ご両親にも会ってとても温かい家庭で育ちしっかりと将来も考えているので、今は本当に良かったと彼女が幸せならそれでいいと思っています。もちろん。
このブログでも老夫婦と中年娘でのお出かけを書いたことが何回かありますが、そう、あんまり誘えなくはなるよね。息子と息子の彼女(こちらも未婚)でも誘おうかしらん❤️


最後は爽やかに、多摩川からの朝焼けです!
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ギャラリー&カフェinoにてパレスチナポスター展

2024-10-16 17:15:48 | 美術・展覧会
東京都三鷹市にある井の頭公園を少し外れたところに「ギャラリー&カフェino」があります。
そこで「NPO法人のパレスチナ子どものキャンペーン」の企画でパレスチナのアーティストたちのポスター展が開かれています。
とても小さなスペースですが、25点もの展示があり企画者の詳しい説明もしていただいて鑑賞することができました。
パレスチナのアーティストの作品は初めて見ました。
イスラエルの入植以降、パレスチナの土地はどんどん小さくなり今では、ガザ地区とヨルダン川西岸地区の狭い地域に押し込められています。
昨年のハマスのイスラエル襲撃後のイスラエルによる報復攻撃は激烈で4万人以上のパレスチナ人が殺されていると言われています。
全く無力な国際社会、アメリカのイスラエル支援にも怒りが湧きますが、私に何ができるでしょうか?イスラエルの軍需産業と契約を結んでいる企業への抗議や日本政府への仲介要請の署名など小さなことでもできること、多分いろいろあると思います。



「全ての宗教において神の名は『平和』だ」ガザに生きる人の言葉。
1日も早い『平和』を祈ります。
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草乃しずかさんの日本刺繍展

2024-09-06 08:13:09 | 美術・展覧会


中学1年からの親友と一緒に「日本刺繍展」に行ってきました。
彼女はパッチワークキルトの先生で、その縁で招待券を貰えて私もご相伴に預かりました😍

日本橋の高島屋で開かれていたのですが、もう30年ぶりくらいの日本橋でした😅
完全にお上りさんでしたが、でもあんまり変わってなかったかも。

草乃しずかさんはNHKでも紹介されたその道では有名な方のようで、平日の開店直後にも関わらず多くのご婦人方が訪れていました。
展示は今話題の紫式部の源氏物語に出てくる登場人物をイメージした着物に刺繍を施した物や四季の花々、女性の生涯を表現したものなど多彩でした。
彼女の指導で浅田真央ちゃんが刺繍した帯も展示されていました!

やはり「花の刺繍」が中心でしたが、小品ながら動物を刺した作品も素敵でした。






「桜」がお好きみたいでモチーフにされた作品が多かったです。

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