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オススメの本/ギリアン・フリン「冥闇」

2016-06-15 20:23:35 | 映画・本
ギリアン・フリン「冥闇」(小学館文庫)が、今一番のおすすめ本。
彼女の「ゴーンガール」はベン・アフレック主演で映画化されたのでご存知の方も多いかと思います。これもかなり衝撃的な内容でしたよね。
「冥闇」は、主人公の31歳の女性が7歳で母と姉2人が惨殺され、彼女の証言で兄が犯人とされ終身刑を受けているのですが、この主人公、無気力で社会とのつながりも無く、金のために事件を利用としているし手癖も悪い、ちょっと嫌な女なのですが何となく憎めない。同情するというのではなく何となく愛嬌を感じてしまうのです。
24年間、全く事件と向き合わずに来たのですがこの事件を調べている男の子と出会い、やはりお金のためにはじめて関係者に会い事件を追ってゆくことになります。この男の子20代初めくらいかな。との関係も何かよくて…
いま再読しているのですが、この本が原題の「ダーク・プレイス」というタイトルで映画化されたそうです。主演はシャーリーズ・セロン♪でもこの主人公はちびで顔は幼く、胸だけが大きいというとてもシャーリーズ・セロンのイメージではない!
けれどシャーリーズ・セロンといえば実在の連続殺人犯役「モンスター」を体当たりで演じていたので、そして彼女自身実の母が父を殺すという壮絶な過去があるとか。
大好きな女優さんなので期待は膨らみます♥︎東宝系なので絶対見たい!!!と思っています。
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