平日なのにえらい混みようでした!こんなに田中一村人気あったんだぁ!「生きている時に1回くらい展覧会開かせたかったな」とこの行列を見て思いました
田中一村と言えば、7年前に奄美大島で彼の「終焉の家」を見てその佇まいに彼の「生き様」みたいなものを感じたことを思い出します。
(7年前の記事のリンクを貼りたかったけれど結局できませんでした😭)
今回のポスターにもなっている「アダンの海辺」は奄美の「田中一村記念美術館」でも個人所蔵だったので見ることはできませんでした。
今回初めて本物を観て、一粒一粒の砂に見入り、細部へのこだわりに絵への魂の入れ方に執念に圧倒される思いでした。
10代、20代の作品も(南画や水墨画が多いのですが)観る事ができましたし、千葉時代は農業に忙しくてあまり描けていないのかと思っていましたが、とんでも無く多作で、とにかく描かずにはいられなかったんだなぁと改めて感じます。
今回の展覧会のための調査で生涯を通じて800点余りの作品を確認することができたそうです。
奄美に移ってからは、働く、描く、働く、描く。 見たものを植物を鳥を自然を描く。
色彩といい構図といい、最近の作品と言っても良い現在性を感じさせます。 そこら辺も人気の理由なのでしょう。
これから行かれる方は、予約してからがおすすめです。
チケットの行列に並びながらネット予約しようとしたのですが、なぜか認証番号がパソコンのアドレスに入ってしまうという怪現象がありました。
以前の予約サイトでもスマホからだったのに、なぜ?パソコンのアドレスが?