ショートコント：大きなお世話

心屋さんのブログで「ショートコント」の話が出ますが
わたしのコントは何だろうと考えてみました。

昔、編み物を少ししていた頃
母が得意なのでわからないことを聞いてました。

でも母はいつも
「ちょっとかしてごらん」と言って
わたしの手から編み物を取り上げて
勝手にやってしまう。

わたしは自分でできるようになりたいのに
取り上げられてしまう。

「こうやればいいんだよ」って見せられても
母は左利き
わたしは右利き
わかるか～！！！

いつもわたしはブチ切れて
「自分でやりたい」というのだけど
母は「言葉で説明できないから」と言う。

しまいにもう母に聞くのはあきらめました。

母に関していちばんイライラしてたのはこのことかな。


そんなことを思っていたら
ふと
わたしは妹に対して母と同じことしてないか？と思いました。

妹は
パート先の人間関係
家族との関係
体の不調
家計のやりくり
などについて愚痴を言ってくる。

わたしは
妹が楽になるようにと
一生懸命考えてアドバイスをする。
アドバイスだけでなく
解決に導くための段取りをしたりもする。
ときにはお金も貸す（与える）。

でも
どんなアドバイスをしても
妹が解決に向けて動くことはなかった。
（どうしようもなくなって初めて自ら動く）

妹はただ愚痴を聞いてもらいたいだけで
解決策なんて望んでない！？

つまり
わたしは妹に対して
要りもしない大きなお世話をしていたってこと　

編み物で母にあんなに切れてたのに
同じことしてるのは
「おまえやー！！！」

これに気づいてからは
できるだけ妹をほうっておくように心がけているけど
つい要らんことをしてしまいそうになる。

あぶない、あぶない。
もっと自分のことに集中しよう。