寺の総代として、下見板の腐蝕対策の問題があった。本堂の北面の一部に、隣家の物置が迫っている配置の部分がある。両者の間には仕切りのブロック塀があり、そのてっぺんは屋根状になっている。
大雨が降ると、隣家の物置の屋根からの雨水が丁度ブロック塀のてっぺんに落ち、屋根状の傾斜面で弾かれて本堂の下見板に当る。長年の間にコケの緑が目立つようになって来た。
水が諸に木部にかかる所を見た前総代は、まず隣家の小屋の屋根に樋を設ければよいと考え、隣家にお伺いを立てた。費用を負担してくれるのであればやぶさかでないとの答えだった。そして費用が惜しまれ、解決は先に延ばされた。その上、民法218条は隣家に直接に雨水を隣地に注ぐ構造物を作ってはいけないと規定している。ここで議論は止まっていた。
我々の代になっての解決策として、木材部に防腐・防菌剤を塗布することに考えが進んだ。
多少の雨水は、塗装が剥げるまでは凌げるはずである。世間では普通に行われている対策が、「樋」に拘っている間は出て来なかった。
大雨が降ると、隣家の物置の屋根からの雨水が丁度ブロック塀のてっぺんに落ち、屋根状の傾斜面で弾かれて本堂の下見板に当る。長年の間にコケの緑が目立つようになって来た。
水が諸に木部にかかる所を見た前総代は、まず隣家の小屋の屋根に樋を設ければよいと考え、隣家にお伺いを立てた。費用を負担してくれるのであればやぶさかでないとの答えだった。そして費用が惜しまれ、解決は先に延ばされた。その上、民法218条は隣家に直接に雨水を隣地に注ぐ構造物を作ってはいけないと規定している。ここで議論は止まっていた。
我々の代になっての解決策として、木材部に防腐・防菌剤を塗布することに考えが進んだ。
多少の雨水は、塗装が剥げるまでは凌げるはずである。世間では普通に行われている対策が、「樋」に拘っている間は出て来なかった。
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