あれよあれよと言う間に一冊読み終えてしまいました。
偉大な魔法使いの名前(通称含)は何故か鳥の名前ですね。
ハイタカ=>ゲド
マーリン=>マーリン
マーリン T・A・バロン著と似た所が多数あります。作品はゲド戦記が先なので、マーリン
シリーズはゲド戦記の影響を受けているのかもしれません。
魔法使いとしての知名度はマーリンが上ですが、物語としてはゲド戦記の方がはるかに
良くできています。
文章も非常に読みやすく、ストーリーも良く練れていて名作といって良いでしょう。
またもう一人の高名な魔法使いガンダルフと比較すると、物語の主人公か否かにより
だいぶ印象が違います。ホビットの冒険も指輪も読みましたが、魔法使いの物語を読み
たいのであればゲド戦記をお勧めします。
影との戦いでは主人公ゲドが失敗しながらも成長して行く話しです。そして親友との
固い絆、竜退治、正体不明の敵に追われたり追ったり・・・
オデッセウス程ではないが船でさ迷ったりと、読み応えあります。
さて、ジブリの映画公開まであと少し時間があります。
読んでから見ますか?見てから読みますか?
どちらにしますか?