久しぶりに早朝の多峯主山に登った。日の出時刻が6時になると、出発時刻もそれだけ遅くなるので2度寝の心配も少なくなる。しかし、11月の多峯主山近辺はイノシシに出くわす危険も多くなる。幸い、暗闇で鉢合わせすることもなく無事頂上までたどり着けた。
上の写真は、東京の新宿方向を撮影したものであるが、霞というか靄というか地平線付近は視界不良である。所沢までは肉眼でも十分見えるのだが、その先は双眼鏡を使ってもかなり怪しい。霜柱を踏みながらの登頂をする頃になれば、空気もより澄んでくるのだ。
今朝はかなり厚い雲からの日の出である。上空の雲が赤く光りだしたことで、日の出を迎えた事が判るのだが、太陽が姿を見せるまで数分を要す。日の出方向もだいぶ南に移動してきた。
日が昇り切った所で、今朝の撮影はお開きである。天覧山の黒いシルエットの向こう側(飯能市内)では秋祭りの準備が始まっている。