仙人の森

多峯主山の仙人、百太郎のブログです。

吾野探検記Vol.3

2008-11-02 16:20:43 | 旅行記

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先週に引き続き、吾野探検に行って来ました。前回は三角点:吾野をメインとしたので、竹寺と子の権現は行かなかったのです。当初バスで中沢まで行き、そこから竹寺と子の権現を回り吾野駅までと考えていましたが、朝になって準備不足で間に合わず急遽電車で吾野へ出て先週のルートで回りました。

このルートだと最初の目的地までかなり時間がかかりとても疲れましたが、途中の楽しみとして、廃屋めぐりをしました。

さて、竹寺ですが正式には八王寺と言います。でも、竹林に囲まれているから竹寺と呼ばれているようです。

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境内には色々な仏像や建物があります。池の畔に立つお地蔵さんは少し「ニヤッと」しています。微笑み以上爆笑以下です。光の加減でそう見えたのでしょうか?写真では普通です。

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牛頭明王です。「う~ん?微妙!」RPGに出てきそうなイメージですね。後で黒焦げになった写真と比べて下さい。

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何年か前に、フジテレビのもしもツアーズもここに来ました。この写真でそろそろ気がついた方もいらっしゃるとおもいます。お寺に鳥居です。明治の神仏分離令もここまでは及ばない程の山奥?でここでは、神様と仏様が一緒に祭られています。

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逆光で黒焦げなので非常に見づらい写真です。やはり現物を自分の目で見るのが一番です。こちらは、先程の牛頭明王より名前通りの牛頭(うしあたま)です。ギリシアならミノタウロスですね。

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吾野駅を8時半に出発して、ここに着いたのが11時半。3時間かかってしまいました。いやはや疲れました。右側の大木2本も火事の時に焼け焦げてしまいましたが、どうにか枯れずにいます。左の牛頭天王は真っ黒焦げです。確か火事は落雷だと記憶しています。自然災害だと防ぐのは難しいですね。


今朝は霞がかかっていた。

2008-11-01 08:03:33 | 日記

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久しぶりに早朝の多峯主山に登った。日の出時刻が6時になると、出発時刻もそれだけ遅くなるので2度寝の心配も少なくなる。しかし、11月の多峯主山近辺はイノシシに出くわす危険も多くなる。幸い、暗闇で鉢合わせすることもなく無事頂上までたどり着けた。

上の写真は、東京の新宿方向を撮影したものであるが、霞というか靄というか地平線付近は視界不良である。所沢までは肉眼でも十分見えるのだが、その先は双眼鏡を使ってもかなり怪しい。霜柱を踏みながらの登頂をする頃になれば、空気もより澄んでくるのだ。

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今朝はかなり厚い雲からの日の出である。上空の雲が赤く光りだしたことで、日の出を迎えた事が判るのだが、太陽が姿を見せるまで数分を要す。日の出方向もだいぶ南に移動してきた。

日が昇り切った所で、今朝の撮影はお開きである。天覧山の黒いシルエットの向こう側(飯能市内)では秋祭りの準備が始まっている。

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