日本人の多くは米国から輸入された「カロリー信仰」に陥っていますが、穀物の大切さが分かってきている方も多くいらっしゃいます。
考えてみれば、ずっと日本人は太古の昔からお金ではなく米中心で生きてきました。
江戸期の単位「一石」は約150kg。2俵あれば一人が十分自給できる量だそうです。
現代農法では、おしなべて一反で約7~10俵の収穫があります。つまり一反(300坪)あれば4人家族が自給できるだけの米が収穫できるんです。
「そうは言っても、魚や肉も食べないとカラダがもたないよ!!」という声が聴こえてきますね。
これが所謂「カロリー信仰」です。
歯並びをじっくりとご覧下さい。私たちの歯は穀物を食べるための歯が約7割を占めています。肉類を食べるために必要な犬歯は左右1本ずつ。
世羅での農的生活は穀物的生活へのチャレンジでもあります。
お米の話題はまだまだ続きます。
