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ベーシックインカム

2020年04月23日 | 青山繁晴さん
来月、国民全員に10万円を支給するための
手続きが始まります。
疫病の蔓延による緊急の対策ですが
こんなカタチで
ベーシックインカム
がはじまるなんて
誰が想像したでしょうか。


ベーシックインカム(basic income)とは
最低限の所得を保障するために
政府がすべての国民に対して
現金を「定期的」に支給するという政策です。
様々な試算があるようですが
現行のままの税制でも月5万円から15万円の支給は
可能な財政状況のようです。


さて
ベーシックインカムをして
「働かなくてよい!」
という一部の意見もありますが
「好きなことをしながら働くことができる」
と言い直したほうが良いと思うので
何やっていいのかわからない
という人にも、趣味や興味を掘り下げる
良い機会になるのではないかと思います。


今回の疫病の蔓延により
想像以上に国民生活は疲弊していますので
おそらくこの度の一律10万円支給は
単発で終わらないと思います。
ベーシックインカムが提唱するとおり
定期的な支給並びに増額が予想されます。


ところで
この「一律10万円支給」の舞台裏について
マスコミ各社がいろいろに伝えています。

公明党による強い嘆願が実った
とか
幹事長の「鶴の一声」
とか
政調会長の調整ミス
とか


政治がまるでドラマのような演出でできている
と言わんばかりの報道ぶりです。
政治はドラマ
は言いえて妙ですが実際のところは
政界を構成する一人ひとりの思いの集積が
政治に具現化されていくと思います。


10万円が独り歩きする以前から
国民総支給を謳っていた任意の団体があります。
「日本の尊厳と国益を護る会」
です。
ようやく最近
NHKなどでも名前がでるようになりました。
つまりはマスコミも無視できない存在になった
ということでしょうか?


▲護る会4月16日(木)提言


疫病がなければ
既得権益に守られた省庁による抵抗によって
ベーシックインカムは実現しなかったでしょう。
既得権益に風穴を開けると同時に
戦後培われてきた硬直化した様々な制度を
見直すチャンスでもあります。
もちろん
緊急事態に対する憲法論議は避けて通れないでしょう。


大きな変化への兆しが具体化していく。
新しい時代の幕開けは近いようです。

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