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伊勢の神宮「大神嘗祭」

2013年10月25日 | 伊勢の神宮

かつて
二十年に一度の
神嘗祭(かんなめさい)は
遷御とともに行われており
神宮では特に重要で
大切にされてきた神事です。
そのため
式年遷宮直後の神嘗祭は
「大神嘗祭」といわれます。

平成25年10月16日
台風一過の澄み渡った夜空に
青い月が浮かんでいます。
神宮の中では
まさにこれから“神嘗祭”が
執り行われようとしています。
※画像は宇治橋鳥居


神嘗祭に先立ち
毎年執り行われている神事があります。
それは
初穂曳き(はつほびき)と言われ
今年収穫した新しい稲穂を
神領民が神宮にお届けする行事です。


収穫後の新米を船に乗せて
五十鈴川の下流から
神宮まで運ぶわけですが
その物量たるや
相当なものだったようで
その昔の人々にとっては
大変な苦役だったようです。

しかしながら
苦役としての労働を
賑やかで華やかなお祭りに昇華し
皆で楽しく続けてきた
日本人の知恵と誇りには
感嘆せずにはおれません。

ご先祖様に感謝ですね。

今年は
台風一過で五十鈴川が増水したため
急遽、陸曳き(おかびき)に変更。
以下、その様子です。



宇治橋を渡る様子↓↓↓


宇治橋手前の大流木
(台風の影響ですね)↓↓↓


筆者風体
(北海道の小川健一画伯作品)↓↓↓



稲穂や俵を担いで
神宮参道を進み
五丈殿に奉納します。


奉納の様子を動画にしました。
↓↓↓
◎五丈殿御初穂奉納


10月17日の早朝は
内宮特別参拝です。
200名近い有志の方々と
黙々と参道を進みます。

参道の清清しさと
旭日の力強さを全身に感じました。
素晴らしい光が
降り注いでいます。





本宮参拝の後
荒祭宮(あらまつりのみや)に奉賛。
神々しいばかりの黄金色の社殿は
見るものをうっとりとさせます。
まさに“日本の美”ここにあり
といった感じです。

このお宮は内宮の別宮で
天照大神の荒御魂(あらみたま)を
お奉りしてあります。
祭神は
「天照坐皇大御神荒御魂」と
標記されています。


内宮の初穂曳き神事において
陸曳きを行ったのは
たいそう久しぶりとのこと。
大変貴重な体験をさせてもらいました。
お世話を頂いた伊勢の神領民の方々に
心から感謝いたします。


神宮の三節祭は
6月に月次祭(つきなみさい)
10月に神嘗祭
が執り行われ
年内は
12月17日の月次祭が
最終となります。

神宮
そして
日本と世界の平安を祈ります。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (わたなべ)
2013-10-26 09:40:57
情感たっぷり!
凛とした空気感!
ありがとうございます♪

遷宮の今の時に
月次祭にも繋がりたいなと(*^^*)
返信する
月次祭 (サラパパ)
2013-10-26 15:15:47
わたなべさん。
月次祭もオススメします。
ぜひ御出でください。
返信する

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