7月18日(土)の夜
CSで放映された映画
「エターナル・サンシャイン」
を観ました。
2004年に公開されたアメリカ映画で
アカデミー賞「脚本賞」を受賞しています。
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▲「エターナルサンシャイン」ネタバレ
主演はジム・キャリーのほか
ケイト・ウィンスレット(タイタニック)
キルスティン・ダンスト(スパイダーマン)
イライジャ・ウッド(ロード・オブ・ザ・リング)
など豪華キャストです。
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この作品を一言で表現すると
「ジムとケイトの恋愛物語」
ということになりそうなんですが
作品の底辺に流れるテーマは、人生は
「記憶でつくられている」
ということだと思います。
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生きていると思っている今の自分から
過去の記憶を消してしまうと
今しか残らない。
出合いやハプニング
人間関係の確執なども
すべて記憶によって支配されています。
そしてその記憶のおかげで
私という「自我」を形成できています。
もし記憶のすべてを消し去ってしまうと
今の人生はどうなるのでしょうか。
作品内では
「記憶除去手術」を施されつつ
その施術に抵抗する主人公の様子が
実にリアルに表現されています。
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恋人の記憶を消し去るという
一見シリアスなテーマを扱う上で
コミカルが売りのジムの配役は
深刻になりすぎず、感情移入されにくい
という点で成功だと思います。
イライラするとき
腹立たしいとき
悲しいとき
なぜそうなのかを味わってみると
人の感情には必ず
記憶が張り付いていることがわかります。
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記憶を手放して少しの間
今、そのままの状態に漂ってみると
しだいに感情の波が治まってきます。
ラストシーンでジムが言います。
『ちょっと待って!』
そうちょっとだけでも
今の状態を味わってみる。
すると今しかないことに気付いた
ジムとケイトは過去の出来事を許し
またそこからやり直すことに決めます。
過去を許し
また未来を創造しながらも
今一瞬、ココに戻ってみる。
人生はそのことのくりかえしだよ
ってことでしょうね。
原題
「Eternal Sunshine of the spotless mind」は
18世紀の英国詩人
アレクサンダー・ポープの一文を引用したものです。
「思い煩うことのない永遠に輝く
太陽のようにいつまでも美しい心」とは
許しの心
だと思います。
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▲YouTube「エターナル・サンシャイン」
CSで放映された映画
「エターナル・サンシャイン」
を観ました。
2004年に公開されたアメリカ映画で
アカデミー賞「脚本賞」を受賞しています。
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▲「エターナルサンシャイン」ネタバレ
主演はジム・キャリーのほか
ケイト・ウィンスレット(タイタニック)
キルスティン・ダンスト(スパイダーマン)
イライジャ・ウッド(ロード・オブ・ザ・リング)
など豪華キャストです。
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この作品を一言で表現すると
「ジムとケイトの恋愛物語」
ということになりそうなんですが
作品の底辺に流れるテーマは、人生は
「記憶でつくられている」
ということだと思います。
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生きていると思っている今の自分から
過去の記憶を消してしまうと
今しか残らない。
出合いやハプニング
人間関係の確執なども
すべて記憶によって支配されています。
そしてその記憶のおかげで
私という「自我」を形成できています。
もし記憶のすべてを消し去ってしまうと
今の人生はどうなるのでしょうか。
作品内では
「記憶除去手術」を施されつつ
その施術に抵抗する主人公の様子が
実にリアルに表現されています。
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恋人の記憶を消し去るという
一見シリアスなテーマを扱う上で
コミカルが売りのジムの配役は
深刻になりすぎず、感情移入されにくい
という点で成功だと思います。
イライラするとき
腹立たしいとき
悲しいとき
なぜそうなのかを味わってみると
人の感情には必ず
記憶が張り付いていることがわかります。
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記憶を手放して少しの間
今、そのままの状態に漂ってみると
しだいに感情の波が治まってきます。
ラストシーンでジムが言います。
『ちょっと待って!』
そうちょっとだけでも
今の状態を味わってみる。
すると今しかないことに気付いた
ジムとケイトは過去の出来事を許し
またそこからやり直すことに決めます。
過去を許し
また未来を創造しながらも
今一瞬、ココに戻ってみる。
人生はそのことのくりかえしだよ
ってことでしょうね。
原題
「Eternal Sunshine of the spotless mind」は
18世紀の英国詩人
アレクサンダー・ポープの一文を引用したものです。
「思い煩うことのない永遠に輝く
太陽のようにいつまでも美しい心」とは
許しの心
だと思います。
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▲YouTube「エターナル・サンシャイン」