▲小豆粥
小正月(こしょうがつ)にあたる1月15日
皇居宮中では両陛下がご朝餐に
「小豆粥」を召し上がられます。
元日を
「大(おお)正月」と呼ぶのに対し
正月15日を
「小正月」と呼びます。
本来の小正月は
一年の最初の満月の日であった
旧暦1月15日のことです。
小正月の朝に
小豆粥を食べる風習は古くからあり
平安時代の『土佐日記』にも記されています。
小豆の赤い色には
邪気を祓う「呪力」がある
とされ食されるようになったとか。
科学的な検証が進む昨今
「呪力」などを語ることは
憚られるかも知れませんが
日本の歴史を振り返るなかで
「呪」は避けて通れないのも事実です。
過去ブログでは竹田恒泰さんの
「怨霊になった天皇」を紹介しましたが
このところの疫病の蔓延には
何かしら呪力のようなものを
感じずにはおれません。
▲過去ブログ「怨霊になった天皇」
アニメの世界では
相変わらず劇場版「鬼滅の刃」が
ロングランで上映中ですが
少年ジャンプで連載中の
「呪術廻戦」
がテレビアニメとして大ヒット中とか。
▲「呪術廻戦」公式サイト
目には見えないけれど
確かに存在する不思議なチカラ。
そんなチカラを
思い出す時節が
近づいているのかも知れないと
アニメブームから感じる
今日この頃です。