映画「インセプション」は
2010年公開のアメリカ映画。
“潜在意識の書き換え”
“現実とは何か”
をテーマにしたSF作品です。
映画「マトリックス」のテイストに
通じるものがありますね。
「潜在意識の書き換え」
で検索したところ
この作品のDVDに出会いました。
作品の冒頭では東京のシーンがあり
新幹線車内での撮影やヘリの空撮
都内の高層ビルのヘリポートでの
シーンなどがあります。
なかでも
新幹線の走行シーンでは
静岡県富士川付近が登場します。
▼富士川のシーン
また
「不可能図形」と呼ばれる
不思議な図形が登場するシーンも
印象的です。
この図形は一種の錯視ですが
視覚によって3次元の投影図として
解釈されるような2次元の図形です。
実際にはそのような3次元物体は
実在不可能なため
不可能図形と呼ばれます。
▼不可能図形「ペンローズの階段」
▼マリオン・コティヤール(Marion Cotillard)仏
美しい女優が
ストーリーの鍵を握っています。
ビルから飛び降りるシーンは
とてもショッキングです。
主人公で夫であるコブによって
潜在意識を書き換えられたことは
ストーリーの後半部分でわかります。
書き換えられた本人は
現実が現実と思えず
死を選択することが
現実を迎え入れることになると
信じていました。
現実と死の関係はもとより
夢と現実の関係についても
示唆に富んだシナリオです。
▼コブ(レオナルド・デカプリオ)
夢に階層があること
階層ごとに時間の観念が変わることなど
興味深い内容が随所にちりばめられています。
「マトリックス」
「インターステラー」と同様に
繰り返し見返したくなる
ステキな作品です。
▼時間の観念を表現したシーン
ちなみに
映画「コンタクト」では
落下する宇宙船の1秒が
宇宙空間の或る場所では
数時間になるというシーンがあったことを
思い出しました。
時間と空間に関する考察は
ハリウッド映画の得意分野の
ひとつですね。
ハリウッドには
真実を知る方々が
たくさんいらっしゃるようです。
◎感謝
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