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幸せのありか-2

2015年02月23日 | 映画日誌


現在公開中の映画
『幸せのありか』の
ストーリーを
WEB情報から転載します。

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舞台は
民主化に向けて揺れ動く
1980年代のポーランド。

知的障害と診断された幼い
マテウシュ
(カミル・トカチ)は
身体にも重度の障害を持ち
家族とのコミュニケーションも
ままならない。

しかし
実際の彼は健常者と同じように悩み
ロマンティックな心を持つ人間だった。

医師から

“植物状態”

と宣告されながらも
家族の愛情を受けて過ごした
多感な子ども時代。

心から愛を注いでくれた
父の突然の死
という悲劇に直面しながらも
父から教わった
星空を見上げる歓びを
忘れることはなかった。

向かいのアパートに住む
少女に淡い恋心を抱き
共に過ごす時間は
日々の寂しさを忘れさせてくれた。
だが
突然の別れが訪れる。

その一方で
成長したマテウシュ

ダヴィト・オグロドニク

は次第に家族から
疎まれるようになってゆく。

ある日
姉は結婚を期に
彼を施設に入れてしまう。
憤りと不満を
母や看護士にぶつける日々。
やがて
彼の目の前に現れる
美しい看護士マグダ。

マテウシュは次第に
彼女と心を通わせるようになってゆく。
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主演の
ダヴィト・オグロドニクですが
ポーランドのアカデミー賞といわれる
ポーランド映画賞の
主演男優賞
を受賞しました。
受賞作品に多数出演している彼は
“ポーランドの新星”
といっても過言ではありません。

話題作
『イーダ』で
実際にサックスを演奏し
男性的で聡明な演技を
発揮しています。

折しも
第87回アカデミー賞の授賞式が
2月22日(日本時間2月23日)に
開催されましたが
『イーダ』は
外国語映画賞を受賞しました。






さて
『幸せのありか』の魅力ですが
ズバリ
ダヴィトの演技の素晴らしさに
つきると言えます。


実は
身内に脳性麻痺の家族がいました。


一昨年
若くして他界しました。
障がいを持つ家族の大変さは
当事者でないと分からない部分も
多いのではないかと思います。

ダヴィトの演技を観ていると
細かい描写が実にリアルで
亡くした家族のことを
思い出してしまいます。

彼からは
己の体の不自由さはもとより
家族の悲喜交交を
しっかりと理解した上で
演じていることが
伝わってくるのです。




作品全体は
深刻な脳性麻痺の描写のため
全体的に重苦しい感じがあるものの
ユーモアにあふれていて
ドキュメンタリー作品では表現しきれない
エンターテイメント性に
あふれています。





『幸せのありか』

現在、サロンシネマで上映中です。

▼上映スケジュール Click↓



ところで

「白雪姫プロジェクト」

をご存じでしょうか?

病気や事故のために
意識が無く、回復の見込みが少ないと
思われてきた「植物状態」と言われる方々の
「食べる」「思いを伝える」
などの生活行動を取り戻すための
方法があることがわかってきました。


白雪姫プロジェクトは
回復の方法や、それにつながる意思伝達の方法
口から食事をとること、リハビリの方法
介護の方法などの情報を
集め広めるプロジェクトです。


「誰もが思いを持っていて
回復する可能性がある」ということが

当たり前になっていく世界

をめざしています。


以下、ホームページを添付します。
たくさんの方に知って欲しいと思います。


▼白雪姫プロジェクト Click↓



愛にあふれた平和な地球になりますように



◎感謝
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