不幸にして、犠牲となられた方々に、黙祷…
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あの日のことを忘れないために、
あの日の朝、埼玉在住の私はいつも6時起きなのになぜか5時台に目が覚めてしまいました。
偶然、ラジオを点けてみると「兵庫県で大規模な地震が発生し、数名の犠牲者が出ている模様」との速報が流れました。
その時は、あれほど大きな地震だとは思いもせず、普通に出勤しました。
昼食を取ろうと食堂に行くと、いつになく皆がざわついています。
どうしたのかな?と何気なくTVを見るとあの「阪神高速が横倒しになっている」ニュース映像が!
慌てて、食堂の公衆電話から大阪の実家に電話すると奇跡的につながり、母の元気な声を聞くことが出来、安心しました。
(その後再度電話しても、暫くの間繋がらない常態が続きました。)
実家は大阪市の東だったので、被害はありませんでしたが、地震時、母は家の中で立ち上がることも出来ず、四つん這いになって玄関を目指しながら「助けて~!」と叫んでいたそうです。
叔母の家は、駅舎が潰れてしまった神戸三ノ宮駅の近く、亡き叔父の残した洋酒が全てサイドボードから飛び出し、冷蔵庫は吹き飛び、その上、マンションの壁が割れて外が見える状態になってしまったそうです。
幸い、従兄弟が急を聞いて奈良から叔母を迎えに行き、その日の内に連れ帰ることが出来たそうです。
…
あの後、家ではまず、タンスやTVなどの転倒防止を行いました。
耐震基準設定以前の古い家だったので、防音工事の時にまず筋交いなどの耐震構造になっている事を確認し、補強してもらいました。
家の寿命がきて、建て替えざるを得なくなった時、耐震等級3はクリアしたのですが、免震には出来ませんでした。
家の中の本棚・箪笥は全て転倒防止をしました。(おばあちゃんの部屋だけは、背の低い箪笥なのでやっていないのが気がかりですが…)
被災時用に、家内がいつもコストコでミネラルウォーターを買って備蓄し、乾パンや非常用のレトルト食品、カセットコンロ用のボンベは余計にもつようにしてくれています。
毎年、阪神淡路大震災、東日本大震災、防災の日(関東大震災)には何か、防災/減災、被災時対応のものを追加しているのですが、
今年は、手回し発電機能のついたラジオを買いました
これからも、いざという日に備えて行きたいと思います。