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ホストの仕事

2017-01-29 18:56:12 | お話
🍀🍀ホストの仕事🍀🍀


ホストとは、

コミニケーションだけで、お客様に楽しんでいただく "究極の接客業" である。

これが私の持論であり、
この仕事の本質だと思っています。


私たちホストは、原価500円の焼酎を5,000円で、

原価5,000円のシャンパンを5万円で売るのが仕事。

そして、お客様に「非日常の楽しい時間」を提供するのが仕事です。

同じように酒と楽しい時間を提供している一般的な居酒屋と比べ、ゼロが1つ違うほど高額な料金をいただくわけですから、

当然、接客にもそれに相応しい魅力とクオリティが求められます。

だからこそ、ホストの接客は "究極" でなければならないのです。

こうした話をあちこちでしていると、

「ホストという仕事における究極のコミニケーションの極意とはなんですか?」

という質問を受けることがあります。

そんなとき私は、いつもこう答えています。

「それは相手の立場に立って考え、話、行動することです」

と。

あまりに当たり前すぎて「え、それだけ?」と驚かれることもしばしば。

どうやら "究極の接客" には、究極の極意があると思われているようです。

でも、よく考えてみてください。

「相手の立場に立つ」

これは誰もが子供の頃から言われ続けてきたであろう人間関係の基本中の基本です。

にもかかわらず、私たちが抱えてる悩みの大部分は、いまだに「人間関係」で占められています。

つまり、多くの人が相手の立場に立てていない、

相手の立場に立つことが想像以上に難しい、ということでもあります。


相手の立場に立つという「当たり前」を、

当たり前に実践しようと努めること。

まずは、それを自覚することがコミニケーションの第一歩だと思います。

ホストの接客も、ビジネスの交渉も、

ママさん仲間の集まりも、男女のお付き合いも、

人間関係、人と人との関わり合いであるという点ではすべて同じ。

お客様に気持ちよく、桁違いの楽しい時間を過ごしていただく。

そして、その上で、自分に好意を持っていただく。

自分を気に入っていただく。

そのために、何よりもまず必要なのは、

顔のよさでも背の高さでも、ファッションセンスのよさでもなく、

"当たり前すぎる" 原理原則を徹底したコミニケーションなのです。


人間は気持ちに余裕がないと、残念ながら自分のほうを優先してしまうものです。

ホストクラブでも「相手の立場に立つ」という当たり前ができない人が多いのです。

たとえば、お客さまに電話して、

「今日ちょっとお店に来てよ」

「ごめん、今日体調あまり良くなくて、、今度行くね」

え、今日お店の強制指名日だし、お客さん来ないと罰金だから来てよ」

こういったやりとりを続けた結果、

お客さまは気分を害して、そのホストと永遠お別れをすることになります。

このようなやりとりは、ホストクラブではよく見られるケースです。

文面だけ見ると「なんて自分勝手な」と思われるかもしれませんが、

一般的にもこういうケースはよくあるのではないでしょうか?

たとえば、仕事が忙しすぎてパートナーに気遣いの一言をかけられない。

自分の役職のほうが上だからといって、

下の人間に冷たい言葉を投げかけるなど、

つい自分主体で考えてしまい、

相手の立場に立つ、ということができない。

そんなことがよくあります。

相手の立場に立つ

たとえば、会話ならば、

相手に関係のない話はしないということかとても大事です。

ホストクラブでも、お客様の全く知らない従業員の話をする人がたまにいます。

いわゆる「内輪ネタ」というやつです。

正直、お客さまからしたらどうでもいい情報です。

また、日常会話でも、

「近所の〇〇さんが〇〇してさー」

とか、

「うちの同僚の〇〇が〇〇で…」

などという話は、

相手からしたら基本的には興味がないと心得るべきです。

話している本人には、自分の身の回りに起こったおもしろいネタなのでしょうが、

相手からしたらどうでもいいことなのです。

こういう話をしてるうちに相手からは、

「この人と話していてもつまらない」とレッテルを貼られます。

だからこそ、相手の視点に立つ、ということがとても重要なのです。

会話をするなら必ず相手に関係のある話をする。

このことを覚えておいてください。


(「選ばれる技術」信長さんより)


大事なことですね。(^_^)