🌸🌸『巣立ちの日の行動には親鳥の覚悟がある』🌸🌸
シジュウカラ🐦さんの巣を観察👀した時も面白かったです。
お母さん鳥が3週間ほど卵🐣を温めると、
小さなホタルイカみたいな赤ちゃん🐥が産まれました。
お父さんお母さん鳥は、毎日雛に餌🐛を与えたり、
雛が出す糞💩を咥(くわ)えて外に捨てたり💨しました。😊
だから巣の中は、すごくきれい✨で、臭いもほとんどありません。😊
しばらくすると、雛の目👀が開き、羽も生え、やがてワサワサと羽を広げて飛ぶ練習🍀を始めました。🎵
そうして、いよいよ巣立ちの日☀️を迎えます。🌸
その日も、いつものようにお父さん鳥は餌🐛を咥えて巣に戻ってきました。
でも、いつもは巣の中まで入るのに、その日は入口で止まり🚫、
「ほら、餌があるよ。こっちにおいで🎵」
とチラッと餌🐛を見せた後、巣から離れてしまうのです。
子どもは
「お父さん、どうして入ってこないの?」
と穴から顔🐦を出します。
お父さんは、少し離れたところでずっとエサを咥えてバタバタと羽ばたいて待っていました。😊
「おまえはもう飛べるよ。こっちまで飛んでいらっしゃい🎵」
と呼んでいるのです。
ところが、子どもは、その日生まれて初めて外の世界を見て、
地面からの高さに驚き😵、
恐くて😨思わずまた巣の中に引っ込みます。
そして
「餌🍚はお母さんにもらえばいいや」
と、また中で待つのです。
でも、お母さんも、お父さんと同じように巣から離れ、
「こちらにいらっしゃい🎵」
と呼び続けます。😊
親鳥さんは2羽とも、
そのまま何時間🕖も待ち続けます。✊
そして子どもは空腹に耐えかね😵、
とうとう巣を飛び立つ決心💓をするのです。
巣穴の淵に立った子どもは、羽ばたきながら準備🍀をします。
そして意を決して✊飛び立ち、なんとか近くの枝にひっかかるようにとまります。😅
すると親鳥は、やっと子どものところに飛んでいき、
「よくやったね💕」
と餌🐛を与えます。
それを繰り返す🔄うちに、
子どもは遠くまで飛べるようになっていくのです。😊🎵
なぜそうするのか。😊
それは、飛ぶことが命💓を守る上で一番安全💕だからです。
もちろん巣の中も安全なのですが、
アオダイショウ🐍のような天敵が来ると、
巣の中は逃げ場がなく😵、全部食べられてしまいます。
ですから親鳥さんは、子どもに飛べる力✊がついたら、すぐにでも外に出すために、
「その日は絶対餌を持って巣に入らない」
と決める🌟のです。
人間🍀も同じです。😊🎵
子どもに生きる力✊がついたら、
「あなたはあなたで生きていくのよ🎵」
としっかり伝える💕必要があるのです。
その子には、その子の生きる場所🍀がある。
そこで生きることが、その子にとって一番いい☀️のです。
ですから親も、それなりの覚悟⚡️や気持ち💓を持っておくべきです。😊
僕はそうやって鳥の巣を調べていくうちに、鳥や自然🌲のことだけでなく、
それが人間🍀にも通じるものがあると分かってきて、
さらに鳥の巣の研究が面白くなっていきました。😊💕
(「みやざき中央新聞」H30.4.2 絵本作家/鳥の巣研究家 鈴木まもるさんより)
シジュウカラ🐦さんの巣を観察👀した時も面白かったです。
お母さん鳥が3週間ほど卵🐣を温めると、
小さなホタルイカみたいな赤ちゃん🐥が産まれました。
お父さんお母さん鳥は、毎日雛に餌🐛を与えたり、
雛が出す糞💩を咥(くわ)えて外に捨てたり💨しました。😊
だから巣の中は、すごくきれい✨で、臭いもほとんどありません。😊
しばらくすると、雛の目👀が開き、羽も生え、やがてワサワサと羽を広げて飛ぶ練習🍀を始めました。🎵
そうして、いよいよ巣立ちの日☀️を迎えます。🌸
その日も、いつものようにお父さん鳥は餌🐛を咥えて巣に戻ってきました。
でも、いつもは巣の中まで入るのに、その日は入口で止まり🚫、
「ほら、餌があるよ。こっちにおいで🎵」
とチラッと餌🐛を見せた後、巣から離れてしまうのです。
子どもは
「お父さん、どうして入ってこないの?」
と穴から顔🐦を出します。
お父さんは、少し離れたところでずっとエサを咥えてバタバタと羽ばたいて待っていました。😊
「おまえはもう飛べるよ。こっちまで飛んでいらっしゃい🎵」
と呼んでいるのです。
ところが、子どもは、その日生まれて初めて外の世界を見て、
地面からの高さに驚き😵、
恐くて😨思わずまた巣の中に引っ込みます。
そして
「餌🍚はお母さんにもらえばいいや」
と、また中で待つのです。
でも、お母さんも、お父さんと同じように巣から離れ、
「こちらにいらっしゃい🎵」
と呼び続けます。😊
親鳥さんは2羽とも、
そのまま何時間🕖も待ち続けます。✊
そして子どもは空腹に耐えかね😵、
とうとう巣を飛び立つ決心💓をするのです。
巣穴の淵に立った子どもは、羽ばたきながら準備🍀をします。
そして意を決して✊飛び立ち、なんとか近くの枝にひっかかるようにとまります。😅
すると親鳥は、やっと子どものところに飛んでいき、
「よくやったね💕」
と餌🐛を与えます。
それを繰り返す🔄うちに、
子どもは遠くまで飛べるようになっていくのです。😊🎵
なぜそうするのか。😊
それは、飛ぶことが命💓を守る上で一番安全💕だからです。
もちろん巣の中も安全なのですが、
アオダイショウ🐍のような天敵が来ると、
巣の中は逃げ場がなく😵、全部食べられてしまいます。
ですから親鳥さんは、子どもに飛べる力✊がついたら、すぐにでも外に出すために、
「その日は絶対餌を持って巣に入らない」
と決める🌟のです。
人間🍀も同じです。😊🎵
子どもに生きる力✊がついたら、
「あなたはあなたで生きていくのよ🎵」
としっかり伝える💕必要があるのです。
その子には、その子の生きる場所🍀がある。
そこで生きることが、その子にとって一番いい☀️のです。
ですから親も、それなりの覚悟⚡️や気持ち💓を持っておくべきです。😊
僕はそうやって鳥の巣を調べていくうちに、鳥や自然🌲のことだけでなく、
それが人間🍀にも通じるものがあると分かってきて、
さらに鳥の巣の研究が面白くなっていきました。😊💕
(「みやざき中央新聞」H30.4.2 絵本作家/鳥の巣研究家 鈴木まもるさんより)