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君が代の意味は?

2015-10-11 10:32:12 | 伝統的考え方
「君が代」


「君が代」は好きですか?

何か暗いから、、
とか、
強制されるから、、

とか、いろいろ思いますよね。

でも、「君が代」の意味を知ってますか?

知ると、少し好きになるかもしれませんね。


この歌詞のもとになったのは、
「古今和歌集」の歌でした。

「我が君は 千代に八千代に
さざれ石の
巌(いわお)となりて 苔(こけ)のむすまで」

(読み人知らず)


細く小さな「さざれ石」が
岩のように大きくなり、

苔が付くまで、いつまでも、いつまでも、あなた様が平和で繁栄しますように。

という、恋の歌からきているのです。

素敵でしょ。

国歌の元が、愛しい人を想う恋の歌からきてるなんて。
こんな国、他にありませんよ。

そんな意味なんです。


この「さざれ石」というもは、
実際に、所々の神社にあります。

とても小さく細かい石の塊です。

その「さざれ石」は、立派に苔が付きくまで大きくなるんです。


宮司さんがこんな話をしてくださいました。

さざれ石は、最初は本当に小さい石ですが、

長い長い、気が遠くなるほどの年月を重ね、

石と石とが合わさり、大きくなっていくのです。

と。

欧米では「rolling stones(ローリングストーン)」と言って、
石は削られ小さくなっていくものと理解されています。

でも、日本の「君が代」では、

「小さな石が、だんだん大きくなり、大きな塊となる」

と歌っているんです。

これは日本独特の考え方ですね。

日本人は、細かい石を、一人ひとりと考え、
それが合わさって、大きな巌となっていく。

その考えを大事にしてきたんです。

永い永い時間をかけて、初めて巌ができる。

「みんな必要な人間だよ」

と教えているのです。


(*「君」を天皇陛下のことだと思ってる人がいるかもしれませんが、これは、「あなた」のことです。
天皇陛下ですと、「君」ではなく「大君(おおきみ)」になり、または「代」ではなく「御代(みよ)」になります)




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