花水木の独り言

庭の大きなハナミズキの、白い蝶のような花びらや、真紅の葉に気持ちを託して・・徒然なるままにキーを打ちました。

筑波山へ

2006-11-18 | 登山
                              【中腹の黄葉】

標高876Mの筑波山は深田百名山の中では低い部類になりますが、関東平野の只中の独立峰として又 双耳の秀麗さ 万葉集歌にも数多く詠はれ 伝説の多さから撰ばれたと聞き及びました。

つくばエクスプレスは初乗車でしたが、山手線の秋葉原からすれば100Mは下ったかと思うくらい、深いところからの発車でしたが快適な53分間でした。 
シャトルバスで朱塗りの大鳥居を潜って筑波山神社下車。此処から登山は始まりました。

鬱蒼とした杉の大木の中を登りますが『男女川《みなのがわ》』の源流を跨ぐ形で進むのでした。
有名な後陽成院の《筑波嶺の峰より落つる男女川恋ぞつもりて淵となりぬる》を、皆口ずさんでいたようでした。

胸突き八丁の急坂を喘ぎ登れば御幸ガ原の平坦地ですが、左右に男体山と女体山の神山が並び立ってそれぞれの頂上に立派な神殿が祭られているのでした。

【上から筑波山神社・男体山の全貌(女体山より写す)・女体山々頂(最高峰)我会員の記念写真(松倉氏 撮)】
     
     
     

頂上を極めて360度の眺望を堪能しました。今までにこれほどの関東平野の広さを 手中にしたことがあったでしょうか。


此処からはつつじヶ丘に向かって降りることになりました。
大きな岩場が次々に現れて・・ガマ石や北斗岩 大仏岩に高天原等々数え切れない程。余り樹木がないため北東の眺望 例えば霞ヶ浦が光っていました。

【ガマ石・ 北斗岩(岩潜りを・・青野氏 撮)】
     
     

【ロープウエイの山容:左側を歩いてロープウエイの発着所からバスでつくば駅へ】