花水木の独り言

庭の大きなハナミズキの、白い蝶のような花びらや、真紅の葉に気持ちを託して・・徒然なるままにキーを打ちました。

黒斑山 へ

2007-09-22 | 登山
                         【黒斑山 (浅間山塊)】

小諸市の北方 浅間山の3キロ西方に黒斑山(2404m)はあります。

浅間山は噴煙をたなびかせて私も幾度と無く眺望した山ですが、今回ほど真近に眺めたことはありませんでした。堂々と大きく 雲を纏い威厳に満ちていました。
遠く南の雲海に富士山と対峙していることに気付いた時は呆然となってしまいました。

【浅間山の雄姿】


富士山は登るより眺めたい山。浅間山も同じ思いです。黒斑山は格好の山なのかもしれません。
しかし登るほどにこの山の良さを堪能することが出来たのです。
車山峠から表コースに入りましたが、沢山の花々の歓迎に会いました。

【シラタマノキ】

     【マツムシソウ】
     
          【ウスユキソウ】
          
               【ゴゼンタチバナ】
               
【ハクサンボウフウ】

     【ハクサンオミナエシ】
     
          【ヤマアザミ】
          
               【ミヤマアキノキリンソウ】
               
【ヤマハハコ】

          【オヤマリンドウ】
          
               【イワインチン】
               

表コースの終点に赤銅色のシェルターがどっしりと置かれていました。浅間山の噴火に備えたもの・・危険と隣り合わせの登山であることを思い起こさせます。

此処から大変なガレ場を登ってトーミの頭(カシラ)に至ります。この道程で忽然と浅間山が巨大な姿を現したのです。天空は真っ青 早朝の雨模様がウソのようでした。岩を積み上げたような所でお弁当でした。
ブロッケン現象や虹も現れたらしい(見えた人 見えない人)とこもごもでした。

【トーミの頭に至るガレ場】



黒斑山を往復して、中コースを一気に下り、温泉で汗を流し次を約して良き一日に感謝したのでした。