花水木の独り言

庭の大きなハナミズキの、白い蝶のような花びらや、真紅の葉に気持ちを託して・・徒然なるままにキーを打ちました。

八ヶ岳 へ

2007-10-26 | 登山
                       【白駒池の紅葉】

八ヶ岳は長野・山梨 両県にまたがって夏沢峠を境として「南八ヶ岳」と「北八ヶ岳」に分かれた名前を持っています。
南八ヶ岳は赤岳を主峰とし砂礫と岩稜帯の荒々しい峰が連なる山岳地帯。
これに対して北八ヶ岳は針葉樹の森に覆われて、湖や池が点在する穏やかな峰々です。
私たちは北八ヶ岳の幾つかのピークを北から南に向けて歩く計画です。

八王子駅集合 茅野駅よりタクシーで山ろく駅へ ロープウエイで山頂駅へ 坪庭を半周して北横岳(2471.6m)を目指しました。

【坪庭】


噴火の石を巧みに利用したアップダウンから次第に登り一筋になりながら、北横岳に登頂しました。晴天の元 指差しで山の名前を教えてもらいながら「我が山水会発足第一号」の山(私は未入会の頃)のエピソードを思い出しました。

【山頂の記念撮影】


下山途中【七ッ池】に立ち寄りました。


横岳ヒュッテで昼食を。来た道を坪庭まで進むと此処からは、今宵の宿「縞枯山荘」に向けてなだらかな木道を進みながら 周囲の【縞枯れ模様の山々】を見ながら歩く事にになりました。


やがて縞枯山荘が見えてきました。青色の三角屋根が二棟と大きな風車が廻っています。リュックを置いて散策をしたり、明日の道など確かめたり、二重窓や薪ストーブやランプも珍しく、何もかも100年位前のような趣の中に超近代的なバイオトイレがあって、初体験をしました。
【縞枯山とススキ】


同宿者が一人有って食事や其の後のストーブを囲んでのお話も好いものでした。
十三夜で明るい星空でしたが、ずっと見ていると次第に星が見えてくるから不思議です。もっとお聞きしたかったのですが、着膨れていても寒さが身に凍みて「もうねるっきゃない」の心境でした。

【山小屋の団欒】


【日の出・・縞枯山の裾野は霜か霧氷か】


6時朝食で早い出立になりました。
縞枯山頂から暫く歩いて展望台へ。ああ なんと言う幸運!雲一つ風一つない穏やかな時を見方にして・・・南アルプス 北アルプス を我が物にする事が出来ました。

【南八ヶ岳の峰々】


【南アルプス 2題】



これから茶臼山を越え麦草峠を越えて、紅葉を愛でに行きましょう。
少し遅いかもしれないと心配でしたが如何でしょう。

【白駒池の紅葉 2題】



私たちはランダムに山を目指すようになり今まで好天に恵まれましたので、八ヶ岳を期にこれからもそうで有りますようにとの願いを込めて【山陽会】とすることになりました。