コダワリと肉が丼から溢れる白河中華そば
JR関内駅を降り伊勢佐木モールを行く。ご機嫌な酔客が集う福富町、ドン・キホーテが眩しい長者町を抜け伊勢佐木町へ。間も無く右手に「手打ち 白河中華そば」の看板が見えてくりは。あっさり系の一杯が人気の「弘流」である。
白河ラーメンは奥の細道の出発点、福島県白河市の「とら食堂」が発祥とされている。鶏ガラや豚骨が主体の醤油清湯に、幅広で縮れた多加水麺。トッピングはチャーシューやメンマ、ナルト、ホウレンソウといった懐かしい丼相だ。
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さて、弘流の丼。名古屋コーチンと岩手の純和鶏がベースの出汁に醤油ダレ。手打ちの縮れ麺やトッピングからして、教科書通りの白河ラーメンに見える。しかし、驚くのはチャーシューである。こちらでは3種類の部位を使っているのだ。
バーナーで炙ったバラ肉と、ウチモモ、カブリの3種。どれも醤油でしっかり味付けされている。若干固めなのが玉に傷だが、胸が躍るボリューム感だ。スープは薄目なので物足りない方は卓上の醤油ダレで味の調整を。深夜にあっさり系が啜れる貴重なお店。
<店舗データ>
【店名】 手打ち白河中華そば 弘流(こうりゅう)
【住所】 神奈川県横浜市中区伊勢佐木町4-109
【最寄】 横浜市営地下鉄「伊勢佐木長者町駅」徒歩5分