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肥宝館 -貧すれば丼する-

【徳島 鴨島】 中華そば ミニトマト「ホルモンラーメン 肉ダブル(950円)+にんにく(30円)」

徳島ラーメン+ホルモンの絶品麺

JR徳島線・西麻植(にしおえ)駅から歩いて10分ほど。特急「剣山」が停車する鴨島駅からも2キロ弱と徒歩圏内。国道192号沿いで1998年から営業する「中華そば ミニトマト」へ。珍しい屋号だが別にトマトラーメンの店ということではなく、ご主人の山本元氏が「記憶に残る名前を」と岡山のトマト銀行を参考に決めたそう。

そのおかげもあってか徳島のタウン誌「あわわ」のランキングで2年連続で県内TOP10入りを果たした人気店に。店内はカウンター5席と小上がり3卓、テーブル1卓の計21席。麺メニューはチャーシューが乗る「中華そば」、豚バラ肉の「徳島ラーメン」、そして店の看板メニュー「ホルモンラーメン」の3種をラインナップする。

麺大盛りはプラス100円。また肉増し、生玉子、ニンニクを追加でトッピング可能だ。徳島ラーメンと相性のよい白飯に加え、唐揚げ、焼き飯といったサイドメニューもある上、券売機にボタンはないが卓上のメニュー表には豚バラもやし炒め、あまとろホルモン、手羽先唐揚げなど、そそるツマミメニューも名を連ねている。

車での訪問でなければ一杯飲りたいところだが仕方ない。今回は店イチオシの「ホルモンラーメン」を『肉ダブル(950円)』で注文することに。ホルモンとの相性抜群の「にんにく(30円)」も追加した。待つこと7分ほどで、旨そうなホルモンがたっぷり乗った一杯が到着した。さすが肉ダブルだ。見た目のインパクトがスゴい。

スープは豚骨と鶏ガラをベースにした白湯で、円やかな味わいに仕上がっている。そこに合わせるのは柔らか目の中細ストレート麺。ベースは王道の徳島ラーメンだ。そこに、和牛の大腸=シマチョウと、牛肺=フワの2種のホルモンがトッピングされている。嫌な臭みは全くなく、タレが染みて良い味である。

シマチョウは甘味のある脂がプリっとして絶品。フワはマシュマロのような食感でクセがなく、ホルモン初心者でも食べやすいだろう。ほか、細モヤシ、メンマ、刻みネギが乗る。そこに別皿で提供されるにんにくペーストを加えればジャンク度がさらにアップ。これなら生玉子(50円)を乗せても旨かっただろうな。

一方で、同行者が注文した「中華そば(600円)」は、クリーミーなスープで醤油のカエシはホルモンラーメンに加えて控えめ。肩ロースのしっかりしたチャーシューが2枚トッピングされており、値段を考えれば十分満足の出来る内容だろう。店舗のある西麻植は徳島市内からは少々距離があるが、是非一度訪れてみて欲しい。

<店舗データ>

【店名】 中華そば ミニトマト
【住所】 徳島県吉野川市鴨島町西麻植広畑75-7
【最寄】 JR徳島線「西麻植駅」徒歩10分

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