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肥宝館 -貧すれば丼する-

【森下】 ラーメン吉田屋「玉子ラーメン 並(850円)」

後味サッパリの豚骨醤油が魅力

都営地下鉄新宿線と大江戸線が乗り入れる森下駅のA7出口から歩いて3分ほど。清澄通り沿いで2011年11月11日から営業する「ラーメン吉田屋」へ。ご主人は浦安「たかし屋」の出身。修業元同様に家系インスパイアの一杯が人気である。ここ森下本店のほか、門前仲町にも支店を展開。どちらも昼夜通し営業で重宝するのだ。

店内はL字カウンター9席。また軒先にはP箱を積んで作ったテーブルもある。麺メニューは豚骨醤油の「ラーメン」を筆頭に、濃厚魚介豚骨スープと平打ち麺の「つけ麺」、醤油清湯の「中華そば」、具沢山の「まぜそば」をラインナップ。半熟玉子、ネギ、チャーシュー、ほうれん草、野菜などを追加トッピング可能である。

またライスやチャーシュー飯、餃子、ツマミ類もあり、ビールやサワーを引っかけることも出来る。今回は「玉子ラーメン 並(850円)」を注文することに。麺の硬さ、味の濃さ、油の量を選べるが、いずれも「普通」でお願いした。店内の壁に掲示されている深川神明宮の例大祭の写真を眺めていると5分ほどで着丼。

ほのかに獣臭のするスープは、豚ゲンコツの血合いを丁寧に下処理して炊いた豚骨白湯がベースだ。サラリとした飲み口だが旨味十分。醤油のカエシはトゲがなく、鶏油もクドくないので飲みやすい。そこに合わせるのは菅野製麺所製の中太ストレート麺。短めにカットされていて啜りやすく、コシもあって旨い。

チャーシューはタレの染みた豚肩ロース肉で、噛み応えあり良い味だ。味玉は黄身ネットリ。ほか、海苔3枚、ほうれん草、刻みネギが乗る。卓上には、にんにく、しょうが、激辛、ラー油、ごま、ホワイトペッパー、そしてオリジナルの「生にんにく酢」と多様な調味料があるのでお好みで。後味サッパリで美味しく完食。次回はつけ麺を啜ろう。

<店舗データ>

【店名】 ラーメン 吉田屋
【住所】 東京都江東区常盤2-10-8
【最寄】 都営地下鉄新宿線・大江戸線「森下駅」徒歩3分

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