六町駅前では貴重な背脂系ラーメン
つくばエクスプレス・六町駅のA1出口から竹ノ塚方面に歩いて2分ほど。2021年1月25日にオープンした「拉麺 山月」へ。飲食店自体が少ない六町駅前エリアに突如現れたラーメン店、貴重な存在だ。暖簾をくぐると、店内はカウンター7席とテーブル12席が混在。テレビを見ながら昼飲みする地元客の姿もチラホラと。
麺メニューは、ラーメンが醤油・塩・味噌の3種を、つけ麺が醤油・味噌の2種をそれぞれ提供する。追加トッピングにはチャーシュー、味玉、ネギ、メンマといった定番に加え、ワカメ、コーン、のり、バターもラインナップ。また、ライス、ネギ丼、チャーシュー丼といった飯モノも用意している。今回は「チャーシューメン」を注文することに。
薄濁りのスープは国産豚からじっくり炊き出したもので、表面には背脂とラードの層が。意外や意外、背脂チャッチャ系の店だったとは。そこに北海道産小麦「ゆめちから」を使った、きょうやの中細麺を合わせている。チャーシューには加須の香り豚を使っており、肩ロース3枚、バラ肉2枚。どちらもホロホロかつジューシーで旨い。
ほか、モヤシ、胡麻油香る甘めの味付けの太メンマ、ワカメ、海苔、ネギが乗る。後半、ラードが少し重く感じるようになったので、卓上の黒胡椒とニンニクを投入し完食した。飛びぬけた個性はないが、六町駅前では貴重なラーメン店。次は味噌系にコーンやバターをトッピングして、よりジャンクに攻めてみようか。
<店舗データ>
【店名】 拉麺 山月(さんげつ)
【住所】 東京都足立区六町3-4-30
【最寄】 つくばエクスプレス「六町駅」徒歩2分
★いつの間にか閉店…