九州「長浜一番」の後継者が紡ぐ豚骨麺
北千住の歓楽街に、また一軒、シメに丁度良いラーメン屋が誕生した。「肉玉そば おとど」「居酒屋 酔っ手羽」などを展開するプロジェクトMグループが手がけた「濱田屋」である。ド直球の博多豚骨のお店だ。店長の坂本健氏は、九州で初めて豚骨ラーメンに辛子高菜を採用した「長浜一番」の創設者、故・坂本邦彦氏の息子だそう。
幼い頃から両親を手伝い、小学生の時には厨房で麺あげをしていたというツワモノが作る渾身のラーメンを頂く。スープは臭みもクセもなく、豚骨が苦手な人でも手を出しやすい。油少なめであっさり目、豚骨の旨味で勝負している感じも良い。最後は店自慢の辛子高菜とニンニクを大量投下しフィナーレ。恍惚の午前4時。
<店舗データ>
【店名】 博多らーめん 濱田屋 北千住店
【住所】 東京都足立区千住2-62
【最寄】 JR常磐線「北千住駅」徒歩2分
★2021年6月末をもって閉店
★跡地には同グループの「肉玉そば おとど」が入居