激戦区・堀切菖蒲園に博多の人気店が降臨
JR京成本線「堀切菖蒲園駅」そば、堀切交番前に2019年9月27日にオープンした「味どころ 龍の羽」へ。元々は福岡・博多の銀天町、雑餉隈駅の近くに店を構えていたが、そちらを2018年2月下旬に畳んで、1年半の時を経て東京に移転。博多では濃厚なスープや創作ラーメンで人気だったというので、これは楽しみである。
麺メニューは濃厚白湯と淡麗清湯の2本柱。開店当初はスープが日替わりだったため、玄関には「本日は○○」との看板が架かっている。ただ、オープンから2ヶ月が経ち、白湯は豚・煮干・宗田、清湯は鶏・煮干・宗田の3種ずつという日が多い模様。ほかに「辛麺」や、野菜たっぷりの「チャーサイ麺」、油そば、限定麺も提供している。
トッピングも豊富で、プラス90円で味玉や生卵、海苔、木耳、糠漬けの味玉「ぬか玉」のいずれかを追加可能。そして120円でタケノコ、チーズ、バター、明太子のいずれかを、130円で刻んだ鶏軟骨を揚げたオリジナルの具材「龍鱗」を乗せることが出来る。今回は「本日の濃厚 豚」に「ぬか玉」を追加しオーダーすることに。
麺は細麺、ストレート麺、ちぢれ麺の3種から選べる上、背脂の有無、化調の有無も選択可能だ。今回は縮れ麺で背脂入りをチョイスした。スープは豚骨ベースの醤油白湯で、濃厚だが重過ぎず旨い。黄色がかった中細縮れ麺もスープに合っている。追加した「ぬか玉」はチーズのような風味で、クセになる味わいである。
チャーシューはバラ肉とレアな仕上がりのロースの2種でどちらも良い味。青ネギは幅広にカットされていて、濃厚なスープの中で存在感が光る。黄色い練り物は伊達巻か。ほかタマネギ、キクラゲ、メンマとトッピングも豊富で楽しめる。これは面白い店が出来たものだ。次回は清湯系に「龍鱗」を乗せて注文するとしよう。
<店舗データ>
【店名】 味どころ 龍の羽
【住所】 東京都葛飾区堀切4-8-11
【最寄】 京成本線「堀切菖蒲園駅」徒歩2分
★コロナ禍でいつの間にか閉店。残念。
★跡地には「麺席 一番鶏」が入居。