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肥宝館 -貧すれば丼する-

【高知 介良通】 ラーメン ゴクボシ「中華そば 太麺(830円)」

「ゴクツブシ」×「二星」=「ゴクボシ」

とさでん後免線・介良通駅から歩いて6分ほど。国道55号=南国バイパス沿いにあるスーパーマーケット「サンシャイン高須店」の中で営業する「ラーメン ゴクボシ」へ。コチラは百石町にある蕎麦の行列店「つけSOBA GOKU-TUBUSHI」と、かつて愛宕商店街あった「ラーメン二星(ニホシ)」がコラボしオープンした店である。

両店の屋号を合わせて「ゴクボシ」と。そしてラーメンを作るのは「二星」の店主だった谷道隆氏だ。元々は2020年8月に「とさでん」の県庁前停留所そばで創業したが、2023年2月15日にコチラ「サンシャイン高須」内に移転。それにより客席数が増え、駐車場も使えるように。店内は2人掛けテーブル12席とボックス席2卓。

麺メニューは中太麺の「中華そば」、細麺の「昔ながらのラーメン」、太麺の「まぜそば」がそれぞれ醤油と塩の2種あるほか、二郎インスパイアの「ゴク豚」やカラシビ系のメニューも揃えている。また「お子様ラーメン」もあるので家族連れでも安心だ。一方の飯モノにはライス、卵ごはん、炙りマヨチャーシュー丼を用意する。

なお中華そばとラーメンは、通常ではネギ香味油を使用しているが、食券を渡す際にお願いすれば無料で「煮干し油」に変更可能とのこと。まずは券売機で食券を購入しスタッフへ。すると呼び出しブザーを渡されるので、それを持って座席で待つ。ブザーが鳴ったらカウンターまで丼を取りに行き、食後は返却口に戻すセルフ式だ。

今回は人気のレギュラーメニューという「中華そば 太麺(830円)」を「煮干し油」で注文することに。着丼までは7分ほど。スープはゲンコツ、豚足、香味野菜を濁らせぬよう2日間かけて炊いたという豚清湯。そこに乾物ベースの醤油ダレを重ねている。香味油の煮干しは強すぎず。豚の旨味と醤油のコクが合わさり良い味に。

そこに高知の名店御用達の佐竹製麺製の中太麺が泳ぐ。喉越しなめらかで、モッチリ感もありスープとの相性も良い。チャーシューは厚めにカットされたバラ肉が2枚。タレがしっかり染みて、甘みある脂身と噛み応えある赤身のバランスも良く旨い。ほかトッピングには穂先メンマ、ホウレン草、海苔、刻みネギ、柚子皮が。

卓上には一味、ニンニク、胡椒があるのでお好みで味調整を。スッキリしていて旨さ十分。トッピングも含め満足度の高い一杯で、あっという間に完食した。月曜のみ昼営業オンリーだが、火曜から日曜は朝9時から夜8時までの通し営業なのが嬉しいところ。次回は「昔ながらのラーメン」や「まぜそば」も啜ってみたい。

<店舗データ>

【店名】 ラーメン ゴクボシ
【住所】 高知県高知市高須1-17-26
【最寄】 とさでん交通後免線「介良通停留所」徒歩6分

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