中毒性高し!「タンつけ」で夏場の栄養補給を
行列の「六厘舎」から「東京駅 斑鳩」「ソラノイロNIPPON」など名店8店を揃える東京駅地下のラーメンストリート。今日は豚骨ベースの濃厚タンメンが人気の「トナリ」へ。こちらは「六厘舎」を展開する『松富士グループ』の傘下で、兄弟分に「次念序」「舎鈴」「ジャンクガレッジ」などがある。
ちなみ「トナリ」の店名は、大崎「六厘舎」の隣にオープンしたことが由来だそう。だが、店はすぐ東陽町に移転。今は東陽町本店を初め、東京駅周辺だけでも、ラーメンストリート店と、丸の内店の2店舗を展開。また、越谷レイクタウン、アトレ上野にも進出するなど、着々と店舗数を伸ばしている。
メニューは豚骨スープをベースに野菜をふんだんに使った「タンメン」を軸に、ピリ辛や味噌など変化球も取り揃えているのだが、今回はつけ麺にあたる「タンつけ」を頂くことに。昔は丸の内店の限定メニューだったが、徐々に提供する店が増え、この4月にいよいよ全店での提供となったそう。
つけ汁には、モヤシ、ニラ、キャベツ、ニンジン、コーンなどの野菜と、豚肉、イカゲソなどを炒めた具がてんこ盛り。これは、麺をつける隙間が無い…うむ、贅沢な悩みだ。汁は豚骨ベースのサラサラ系だが、不足なく塩味が付いている上、麺が平打ちで縮れているので絡みも抜群。あっという間に麺が消えてしまった。
冬場にはフーフー言いながら啜るタンメンが合うが、これから夏にかけては「タンつけ」が涼しげで良い。なお「トナリ」ではタンメン1杯に、厚労省が推奨する成人1日あたりの野菜摂取量「350g」を使用。夏場の栄養補給にもってこいだ。餃子とのセット「タンギョウ」や、唐揚げの「タンカラ」などを組み合わせ、胃袋を爆発させてほしい。
<店舗データ>
【店名】 東京タンメン トナリ
【住所】 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街B1F
【最寄】 JR「東京駅」八重洲中央改札より1分
★テナント入替えのため2018年9月2日で閉店。
★跡地には「つじ田 味噌の章」が入店。