「つけ麺 道」のDNAを受け継ぐ味が竹ノ塚に降臨
駅の高架化工事が進む東武線・竹ノ塚駅。ここもまたラーメン激戦区だ。今回は「開かずの踏切」そばに、2018年1月にオープンした「つけ麺 和」へ。ご主人の金井氏は、亀有「つけ麺 道」の出身で、道のセカンドブランド「道の豚」では店長も務めた人物だ。その期待感も相まって、オープンしてすぐに行列を作る盛況ぶり。
メニューには「担々」や「カレー」のつけ汁も用意されているが、初めてなら、やはり「道」を彷彿とさせる濃厚動物魚介つけ麺がオススメだ。つけ汁は、2日間煮込んだ鶏・豚中心の動物系出汁と、節・煮干し系の魚介出汁を合わせたもの。両者のバランスが秀逸。また醤油のコクは感じるが、決して塩味は強くない。これは旨い。
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合わせる麺は、カネジン食品の極太麺。汁との相性も良く、小麦の風味も十分だ。改めて、つけ麺は麺が主役と知る。トッピングの低温調理チャーシュー、材木メンマも良い味。小皿で提供される白ネギと自家製ニンニク醤油を加えながら食べ進める。このニンニク醤油がまた、つけ汁にマッチすること。
あっという間の完食であった。丼相も美しく、写真映えもする一杯。こんな事なら、大盛りでオーダーしておくんだったと後悔。また、残念だったのは、この日は既に「味玉」が品切れだったこと。次回は豚・鶏チャーシューに味玉がトッピングされた「特製つけ麺 大盛(1150円)」の一択だろうなぁ。
<店舗データ>
【店名】 つけ麺 和(かず)
【住所】 東京都足立区西竹ノ塚1-12-9
【最寄】 東武スカイツリー線「竹ノ塚駅」徒歩2分